さて、9月28日から本年度の招聘作家たちの課外授業が始まりました。この行事は1999年にアーティスト・イン・レジデンスが始まって以来毎年連続して行われています。神山町内の小中高の児童・生徒を対象にして行われています。いわゆる出前授業。

本年度のトップバッターはアダムさん。広野小学校の5年生を対象に展開されました。

広野小学校は毎年5年生を対象に授業が行われます。

5年生になるとこの授業が受けられるということで子どもたちは楽しみにしています。
本日の授業展開は、まずビデオ鑑賞。アダムさんが子どものころ観て衝撃を受け、その後のアート活動の原点となった作品。子どもたちも食い入るように画面を見つめていました。

子どもたちがビデオを見ている間、アダムさんは藍染作品に手を入れています。

ファンタスティックスなビデオ観賞のあと、2時限目は、「未来の移動手段」を画題に十年後の自分自身に宛てた絵画に取り組みました。いろんな夢や移動手段を各自工夫しながら熱心に絵や文章に表しました。この作品は、校長室の金庫に保管し成人式の日に子どもたちに配るとのことです。

子どもたちはいろんな未来への移動手段を絵にしました。

おっ、この絵はどこかで見たことがある。「カーネルおじさんの空飛ぶ家」のパクりかな?

授業の締めくくりはみなさんで記念写真。

五年生全員で12名。毎年課外授業を参観していますが、児童数の減少が気になります。でも大きな夢を抱けば人数なんか関係ない。今日の授業の様子は29日の徳島新聞にも掲載されました。

さて、本日30日は廣田緑さんによる課外授業。神山東中学校全校生徒を対象に展開されました。大型液晶テレビ2台を使っての授業。みどりさんが準備していたインドネシアの美しい映像を見ながらの展開。地理的位置や町並み・民族性・風俗・風習など、どの画面も強烈な印象を受けました。みどりさんの授業のすばらしい点は事前打ち合わせで子どもたちからいろんな質問事項を受けていて、その質問内容に合わせて現地の映像を順序よく組み立てていたことです。参観していた私にも実にリアルに現地の様子が伝わり勉強になりました。

熱心に授業を受ける子どもたち。

神山東中学校は毎年全校生徒が課外授業を受けます。映像を見ながら生徒たちからの質問も飛び交いました。

休憩時間にはみどりさんを囲んでさらに質問を続けます。

みどりさんの本日の衣装、バリ島の民族衣装です。これがなかなか素敵でした。

2時限目は食文化・芸術についてのお話。

2時限目はみどりさんが、「食べ物と芸術」どちらの話がいい、と質問すると生徒たちは即座に、「食べ物の話」と応えました。そこで即座に食生活についてのお話。このあたり、どちらにも対応できるみどりさんの用意周到さが伺われさすがだな、と思いました。授業の締めくくりはきちんとアートにも話が及びました。

いつもは授業が終わると子どもたちと学校給食を食べるのですが、今年は授業日程が急遽決まったので給食はなし。私の家でスタッフと一緒にてんぷらうどんを食べることにしました。

次回の課外授業の日程は次の通りです。
☆ザランスさん 10月5日(城西分校)12:35より
☆ホリさん 10月6日(神領小) 09:00より
☆ポーワングさん  10月12日(神山中)  13:35より

トオルちゃんはすべて出席し、写真撮影をします。スタッフのみなさんよろしくお願いします。

1 Star2 Stars3 Stars4 Stars5 Stars
(3 votes, average: 5 out of 5)
読み込み中 ... 読み込み中 ...
 

コメント一覧

  1. 記事もFantastic!です(笑)
    それにしても、マジメに写ったアダムの写真は貴重!(笑)

    2010-09-30 17:31 | 大南 信也

  2. 今朝いただいた中学の先生からのメールより。
    「課外授業は毎年おこなっていますが,今年は例年以上に子ども達がいきいきと授業をうけていたように思います。今の子ども達は感性が乏しいと感じることもありますが,昨日のお話を聞いている子ども達の目の輝きを見ると,「まだまだ捨てたもんじゃない」と勇気が持てました」
     インドネシアで私が体験した感動や驚きを、みんなも一緒に感じてくれたとしたらとても嬉しいことです。わずかではありますが、楽しい時間を彼らと共有でき、とても楽しかったです。

    2010-10-01 21:33 | 廣田緑

  3. こどもたちと記念撮影できなかったのが悔やまれます・・・

    2010-10-01 21:35 | 廣田緑

  4. 先生からのメール。嬉しいですね♪

    2010-10-01 22:52 | 大南 信也

  5. そうですか。惜しい!写真撮影班の方、記念写真お忘れなく・・・・

    2010-10-02 00:22 | ニコライ

  6. 大南さま、
    過去の課外授業例を見て、最初は一緒に手を動かすことも考えたのですが、交流の形はいろいろあると思い、自分に一番やりやすい方法で挑戦してみました。
    半分はバリのツアーガイドになりましたが(^_^;)、自分が好きで住んだ国のことをたくさん話すことができて、自分自身なぜこれを選択したのか、考え直す機会になりました。
    ここからは展覧会に向け、制作に集中です!!!

    2010-10-02 00:34 | 廣田緑

  7. 「廣田緑、人生の歩みを語る!」
    何かの制作をするよりむしろ廣田さんの人間や人生が浮かびでて、
    子どもたちにも新鮮だったのではないでしょうか。

    2010-10-02 09:13 | 大南 信也

  8. 大南さん、
    それでは今回のような課外授業もOKってことですね。
    年々インターナショナルになる神山で、海外生活について語る授業があるのはごく自然かも。
    まだこれからザランス、ユキちゃん、ポーワンさんと続きますね。楽しみです。

    2010-10-03 22:28 | 廣田緑

  9.  緑さん、神山東での課外授業すばらしい展開でした。参観していて子どもたちの反応がとてもよかったです。
     アーティストによる授業だからといって、美術に関する授業にこだわる必要はありません。2003年の吉澤さんは自分が作曲した歌をギターで弾き語りして自身の人生を熱っぽく語りました。子どもたちに大受けしました。
     今日はザランスさんの授業、楽しみです。

    2010-10-05 09:25 | 中原 亨

 

コメントする