1955年徳島市に生まれる。1975年国立阿南高等専門学校工業科を卒業し、1980年独学でglass-artの研究を始める。試行錯誤の状況の下 で、ガラスの素材としての特性の実験を執拗に行い、独自の世界を創造している。1991年、関西グラス・アート展に入賞、この頃から音楽家たちとのコラボ レーションによるガラスインスタレーションへと新たな展開を見せている。1995年無機質なガラスへの同化(assimilation)を基本テーマに制 作を始め、初めての個展「glass.透明に閉じて在るために…」を開催。その後、「destruction(破壊)」、「glass calligraphy(書道)」をテーマに個展を開催している。

辻 正昭 2000

今回のガラスインスタレーションは、〈pulsation(鼓動)〉をテーマに、神山アーテスト・イン・レジデンスのプレイベントとして、上一宮大粟神社 で開催されたものである。拝殿を会場に、水・光・音とガラスの共存により、構造物=神社=神聖で沈黙する場が持っている静かな鼓動を、視覚的空間に構築する試みである。(1999/9/18)

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