大きなやぐらを組み始めます。搬出だけで大仕事ですわ。

神領上角(うえつの)の夏祭りを来週に控え、恒例の棒搗きやぐら建てが行われました。
毎年好天に恵まれ、過酷な暑さの中で上角の男士により準備が進められます。

少しでも木組みがずれると大変なのでみなさん真剣です。

地区の長老の指示のもと70代の若士60代50代の小若士や40代30代の使いというところの人たちが汗を流します。
5年ほど前に復活し、毎年お盆15日の上角夏祭りの主行事が棒搗きとなりました。

四隅柱を立てます。ここからは四方の息が合わないといけません。

棒搗きの由来や起源ははっきりしていませんが、昔神社、仏閣を建築する際の基礎工事に必要な作業で、棒搗きをすると八丁四方が固まり清められるとの長老のお話です。
古く徳島県内各地で行われていたようですが、今ではここ上角だけに唯一残る伝統行事となりました。

全員の息があいましたが息もあがりました。

32名の搗き手が息を合わせるように声を掛け合い四方でバランスをとりながら作業は進められます。
地域の結束と信頼がなければ続かない行事でもあります。
長老曰く「ひとりの力など知れたものよ、大勢なら笑いながらこなせるわい」

中心へ御柱をとおして棒搗き櫓は形となります。

さっそく搗き試し、地区ごとのお太夫さんが自慢ののどを披露して息を合わせていきます。
引き挙げながら心棒を搗き、高さや勢い美しさを競います。

試し搗き、櫓の外に落ちてこそ上角の男だそうな

暑い盛りに半日がかり、大汗をかいたもののみなさんいい顔されています。

神山神領上角名のみなさん、お疲れさまでした。

上角夏祭り2011
今年も8月15日(日)17時30~21時 開催します。
棒搗きの他にもいろいろな芸能が繰り広げられます。
素朴ではありますが、熱い夏の祭りです。

上角の棒搗き、本番は十五日。

記事のシリーズ : 神山日記帳
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コメント一覧

  1. 組み立て方を忘れても、
    この記事を見れば大丈夫ですね。
    素晴らしいリファレンスとなっています!

    2011-08-08 20:24 | 大南 信也

  2. 町長さんの顔も見えますね。バクちゃんが他界したときは、相当に落ち込んでいらっしゃったけど、もう元気になられたのでしょうか・・・
    粟飯原のお父さん、今回はプータに挨拶できませんでした。次回は寄りますね~
    夏祭りと阿波踊り、見られなくて残念です。でもご縁はゆるりと、長~く育てていきたいと思ってます(^_^)

    2011-08-08 21:03 | ひろたみどり

  3. >大南さん
    リファレンスとなりますやら、毎年100キロ以上あろう柱をかつぎながら、あっちゃでもないこっちゃでもないと大騒ぎです(笑)

    >ひろたさん
    みなさんお元気ですよ。
    バクはとてもいいやつでした。突然逝ってしまいみんな寂しがっていましたね。きっとどこかで見守ってくれていると思います。

    2011-08-08 22:06 | 仁木島 昭

  4. 見るのは、簡単。
    ”ふ~ん・・・そうなの・・・?”
    って感じなのですが、
    ” やる ” のは大変。
    他人(ひと)に動いてもらおうと思ったら、
    どうしても、頭が低くなってきます。
    「経験値」っうやつですかね・・・。

    2011-08-09 11:55 | ニコライ

 

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