神山の輪【続編】キネトスコープ社 廣瀬さんの巻

なんでも2014年7月15日

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投稿者:神山塾 6期生

こんにちは!神山塾6期生の井上です。

またまた日が空いてしまいましたが、神山の輪、
まだまだ続いております!
前回、徳島中央森林組合の大野さんから紹介していただいた方なんですが、都合が合わず、残念ながら取材を断念。。

ということで、リ・スタートの神山の輪。
今回は、そんな緊急時に塾生が頼りにしている、キネトスコープ社代表の廣瀬圭治(ひろせ きよはる)さんです!!

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廣瀬さんのことは、塾生のみんなは知っているのですが、これまで森づくりや薪割りワークショップでしか交流できていませんでした。

主にWeb制作の仕事をされているようだけど、魚を釣ったり、間伐材を使って新しいプロジェクトもされているし、神山に移住されたきっかけもあんまり知らないし…

そんなわけで、廣瀬さんを取材!
たくさんお話を伺うことができました!

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取材当日も、大阪から神山に戻って来られたばかりで、神山と大阪を行き来されています。

まず、お仕事のことからお話を伺うことに。

Web制作というのはあくまで仕事の中の一つで、ある一つの事業をブランディングしていくことが取り組んでいる仕事だということ。

ホームページを制作する前に、ビジョンやミッションが明確でない、ロゴができていない、などといった根本の部分ができてない場合には、その段階から依頼者と一緒に、事業ブランディングを考え、企画やデザインを創っていき、最終的にホームページの制作へとつなげていく仕事をされています。

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神山へ移住されるきっかけとなったは、20123月、六本木の東京ミッドタウンで開催された「my home town わたしのマチオモイ帖」というクリエイターによる展覧会をプロデュースされていたとき。

すでにダンクソフト社が神山町でサテライトオフィスを設置していることを知って興味が湧き、翌月422日に神山へ行き、大南さんと話をされたそうです。

元々、デザインや映像関係の仕事をされていた廣瀬さん。

11年前に独立され、いつかは田舎の廃工場をオフィスにしてのびのびと仕事をしたい考えがありましたが、良い物件に出会い、オフィスの移転よりも先に神山へ移住することになったそうです。

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実際に神山へ来てみて、田舎暮らしはゆっくりできるものだと思っていたそうですが、神山はたくさんイベントがあって、優先順位を決めて参加しないと、自分が何人いても足りなくなるとおっしゃっていました。

また、神山で新たに取り組まれている、間伐材を有効利用する「神山しずくプロジェクト」についてのお話も伺うことができました。

杉の間伐材を使用して完成したカップと器を見せていただきました。

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杉は柔らかく、機械では上手く作ることができない。
また、年輪の中に行くにつれて色が赤みを帯びている。この特徴をデザインに活かし、木工職人の方に依頼し、作り上げていく。漆塗は
50年使え、セラミックウレタンを施したものは200度までの熱に耐えられるとのこと。 

ただ、理解のある木工職人の方が、徳島で一人しかおられず、後継者を育てていくことが一番の課題だそうです。木工に興味がある方は、ぜひ廣瀬さんにご相談を!

1年かけてようやくかたちになった「神山しずくプロジェクト」。

これで終わりではなく、これからが本当の始まりだと、廣瀬さん。

自分はプロでもないのに、形にすることができた。やればできる。
神山に来たからこそ、できたと強く実感されているようでした。

マニュアルばかり読んでいるのではなく、
まずはやってみることがとても大切。

やってみないとわからない。失敗して初めてわかることだってある。

神山ならできる、というそんな雰囲気がある場所だと廣瀬さんはおっしゃっていました。

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Just do it!」~やったらええんちゃう~

そんな神山の雰囲気にジャストな廣瀬さん。
起業家精神の大切さを説かれ、これから事業を始めようとする塾生の金澤君は、さぞ勉強になったことでしょう(笑)
 

最後に、一緒におられた、ダンクソフト副社長の渡辺さんと、
息子さんのまお君と一緒に記念撮影。

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廣瀬さん、お忙しい中ありがとうございました!

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