最初は10キロだった。次に6キロが来て、またしばらくして6キロやってきた。
トマト栽培家の山根のおっちゃん。
いつも『要るで?』と聞いてくれる。
『そんなには要らない』と答えたいのが本音。
トマト6キロなんて、ふたり暮らしの家庭で、消費できるような量ではない。
でも、『ここで使うてくれんのやったら、カラスの餌になるぐらいや』と山根さん、心なしか肩を落としておっしゃるので、『もったいない』ことのなかでも特に食べ物に関してはビンカンなうちらふたりは、半分ひきつりながらも、『いやいや、ぜひうちらに分けてください。責任もって、完食しますから』と引き取ることになる。
『傷もの』のトマト、ということで、普通の流通には乗らないのだけど、ほんのわずかな凹みや不揃いがあるぐらいで、味的にはまったく問題ないのだもの。
問題ないどころか、かなり味美。香りよしの良質のトマトなのだもの。
山根さんのトマトは神山ではちょっとしたブランドで、うちの食事会のときでも、ただ出しておくと、こちらの方はシーズンにはみんなトマトに食傷気味なので、誰も手をつけなかったりするのだけど、『これ山根さんちのトマト』と一言添えると、いきなり箸が伸びてくるのだ。
そんなトマトを畑の肥やしや、カラスの餌にするなんて、、、、
♪ぼくにはでーきない、まだ愛してる〜♪
さて、そんなピンキーとキラーズも喜びそうな♪真っ赤に燃〜える♪完熟トマト、そのままでは保存もきかないから、即刻保存食づくりを始めることになる。
うちらが使う手は、ピュレづくり。
元ネタは、ぼくの大好きな『ためしてガッテン』
これ、美味しくて、使い道が豊富で優れものなのだ。
(いつものことながら)完成したものの写真は取り忘れておりますが、ケチャップのちょっと緩いようなペーストが出来上がる。これがトマト・ピューレ。
このピューレ、元のトマトに比べて嵩が半分以下になっていて、冷凍保存も可能。
そして、もちろん、保存性だけでなく、味の面でもかなりいける。
煮詰めることで、トマトの酸味とクセが適度に和らいで、替わりに旨みとフレッシュな香りがグンと前に出てきて、トマトの美味しいとこ丸取りって状態なのだ。
このペーストをベースに、スパイス類を加えたり、煮詰めたり、のばしたりすれば、サルサ・デ・ポモドーロ、ピザソース、ケチャップ、ガスパッチョ、トマトジュース、etc、etc。
どこにでも行ける。
手っ取り早いところで、フライパンにオリーブオイルをたらーっとひいて、ニンニクのみじん切り、赤唐辛子をジワッと炒めて、そこにパスタのゆで汁少々とトマト・ピュレを加えて、塩で味を整えたところに、固めに茹でたスパゲティー、あるいはペンネなどのショートパスタ(ああ、大好き!!!)をエイヤッと加えて 、手早くかき混ぜ、グイッと乳化させて、全体をなじませまる。
あとはお皿に盛って、あればバジルなどを飾って出来上がり。
この手のパスタはイタリアでは、チーズをたんと振って食べるが、これに関しては、できればチーズなしでやっていただきたい。
トマトの気持ちがよくわかるはずだから! もう、捨てるなんてできまない!
♪あなただけが 生きがいなの お願い お願い 捨てないで〜
テナコト云われて ソノ気になって、、、♪
ハイ、その気になっちゃってくださいw。








おっ!山根さんところの完熟トマトで、
「トマト・ピューレ」だって。
おいら、「ピューレネー山脈」は知ってるけど、
「トマト・ピューレ」は知りません。
ごめん、「ピレネー山脈」の間違いでした。(笑)
チャンさんは、料理のこと何故、そんなに良く知ってるわけ?
今度、ビールとパスタだけ持って行っても、ご馳走して
くれる?
2008-07-31 23:22 | ニコライ
「ピューレネー山脈」ねぇ。。。。
ぼくらはヨーロッパを旅していたとき、あそこのフランス側とスペイン側にはけっこう長居してたのよ。
田舎の小さな村で、アーティストがボランティアモードでいろんなイベントとかやっていて、一緒にお手伝いさせてもらったりしていた。
思えば、あそこでの体験がいま神山でやっていることの原点になっているような。。。。
いいとこだよ。いつか一緒に行きたいねぇ。。。
パスタはいつでも、ご馳走するよ。
ニコちゃんの持ってくるパスタってちょっと怖いので、持ってくるのは、ビールだけでいいよ。
いっかい、ニコちゃんも、パスタづくりにチャレンジしてみては?
手とり、上げ足とり、ご指導いたしますよ!
2008-08-01 09:14 | chan
山根のおっちゃんの写真、大好き!「ある、ある!」って感じです。「そんなに要らない」って言えないね。
2008-08-07 14:11 | クレア