レポート「日本の郷土料理教室・新潟笹団子編」

神山日記帳2017年7月2日

kazue

投稿者:kazue

(KMSメンバーにしてほんのひろばの中の人。GV職員。)


ちょっと遅くなりましたが6月10日に開催された「日本の郷土料理教室・新潟笹団子編」をレポートします。これ、とっても楽しいワークショップになりました!


(大変な騒ぎの末ついに笹団子を包み終えた勇者たち)

参加枠いっぱいまでお申し込みいただき、賑やかに開始です。
神山アーティスト イン レジデンスのベッド&スタジオプログラムで滞在中のキャロリンも来てくれました。

さてまず最初は簡単なレクチャーから。

笹団子座学

「新潟と笹団子」と題しまして笹団子の歴史を一通りお聞きいただき、「えっ、団子の中にきんぴらごぼうも入れるの??本当に??」と驚いたところで、ものさす塾が縁で新潟から神山に移住してきた佐藤くん(三条市のご出身)からご実家近辺のお話や上越・中越・下越の位置関係と読み方を習い「えっ、上越の方が南にあるの??」と驚いたり頷いたりしてウォーミングアップ完了。

 

よし、早速団子を作ってみましょう!(満面の笑みで)

(実は主催側は用意した材料に限りがあったので事前に作ってみませんでした。そのためイベントの開催前に縁あって新潟の方が贈ってくださった笹団子をしっかり観察し、ネットで笹の巻き方とスゲの縛り方を予習し、当日は新潟出身の人が参加してくれるというし、しかもその人は毎年近所からもらって食べてたと言ってるし、きっといける…と思ったのが甘かった!)

それでは皆様の奮闘ぶりをご覧くださいませ。


小分けにしたあんこを、水で練って冷蔵庫で寝かせておいた生地で包み、それを数枚の笹で包んで長いスゲを使って中身が出ないように縛ります。それらを蒸して完成です。


ところがですね、もたもたしてるとこの生地が手のひらの熱でどんどん柔らかくなって、でろーんと伸びてコシを失って包めなくなるのです!


急いで急いで!手早くね

「わあー助けてー!」という声のする方を見たらこんな惨事に。
 


そしてさらに待ち受ける難関はスゲで縛ること!実際やってみると、少しでも力を入れすぎると団子が溢れて来てうまく包めないのです。そして溢れた団子はもう、元に戻らない(Oh…

ちなみにキャロリンは「私この団子作り大好き!すごく楽しい!ヘルシーだし、これから和菓子も作っていきたい」と英語で力説してくれました。よかった〜


(皆が叫んだり無言で苦戦する中、縛り方を理解してうまく作ることができた人)
 


(この頃ニコライさんはもうこの状態。溢れ出るやり終えた感)

そんなこんなでなんとか包み終えました〜!これらを蒸します。


さてちょっとのども渇いたし、蒸しあがるまではお茶の飲み比べをしましょう。

まずは日本の後発酵茶から。富山、新潟で飲まれるバタバタ茶、高知の碁石茶、徳島の阿波番茶を飲み比べます。バタバタ茶と碁石茶は阿波番茶と比べて色が黒く、また酸味が強いです。

次は、神山町の江田地区で開催された烏龍茶作りワークショップで作った烏龍茶を。普段飲んでいる緑茶と全く同じお茶の葉から作る、でも全然違う味と風味。明らかに緑茶ではありません。そして香ばしくて美味しい。面白いですね〜!

最後に台湾の阿里山高原茶を。これも烏龍茶ですが茶葉の良い部分を使い手間暇かけて作られているので香りが全然違います。まさに馥郁とした香り。

で、皆さん一通り飲んで最後に一言。
「やっぱり阿波番茶が美味しい!一番落ち着くなあ〜!」


(最後に阿波番茶を飲んで心を落ち着ける皆さま)

そうこうするうちに蒸しあがりましたよ〜!食べましょう!


蒸したての笹団子からは笹の良い香りが漂って来ます。ワイワイと美味しくいただいて残りは各自お土産に。

最後はみんなで後片付けをして解散となりました!

スピンオフ企画として行った日本の郷土料理教室ですが、大変密度の濃いワークショップとなりました。
世界の料理教室は他の国の食べ物を一緒に作って食べることで互いのことを知り、交流をまた一つ深めるのが主目的ですが、郷土菓子作りも同じように日本の他の地域のことを知る素晴らしい機会となりました。他所を知ることで自分たちが普段住む場所のことも新たな視座で見たり感じたりできたら面白いですね。

さあ、次は何を作りましょうか。
世界の料理教室はまだまだ続きますよ〜。次回もお楽しみに!

kazue

kazue (KMSメンバーにしてほんのひろばの中の人。GV職員。)

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コメント一覧

  • 写真、上手に撮れています 記事の内容も・・・ これだけの中味を書こうとしましたら、 「ちょっと遅くなりました」の前書き、 が入る訳、良くわかります。(笑)

    2017年7月4日 12:14 | ニコライ

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