山しごとを見に行ってきました!

住まい2017年11月13日

高田 友美

投稿者:高田 友美

11月11日の鮎喰川すまい塾 #9「山しごとを見に行こう」ツアー、いいお天気にも恵まれ、無事に終了しました。当日の様子を写真レポートでお届けします。(撮影は、公社の赤尾さん♪)

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大埜地の集合住宅づくりでは、「近くの山の木で家をつくる」という、あたり前の実現を目指して、いろんなプロの職人さんたちに協力してもらっています。

山で木を切り倒して運び出す林業家さん、集まった木を森林組合の市で競り落とし、必要なサイズの板や柱に切り出して乾燥させる製材屋さん、そしてそれを購入して家を建てる工事をする大工さん。

そんな「山しごと」の現場の一部を、集合住宅づくりに興味をもってくれている皆さんと一緒に見に行きたいと思い、このツアーを企画しました。

今回のツアー参加者は11名。神山の木でのモノづくりに取り組む人、神山塾生、町外から来てくれた親子などなどの皆さん、集合住宅の実務担当者、設計者も一緒にワイワイと巡ってきました。

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最初に訪れたのは、森林組合の伐採現場。案内してくれたのは、徳島中央森林組合の栗尾さん。

訪れたのは、下分釘貫の現場で、焼山寺のさらに奥の方です。森林組合では毎年、間伐が必要そうなエリアの森林所有者の方々に声をかけながら、補助金も活用しつつ、計画的に間伐を進めているそう。

丸太の断面を見ながら、間伐の意味や必要性について語ってくれる栗尾さんと、真剣に話を聞く皆さん。


今回の現場は、定期的にちゃんと間伐がされているので、下草や潅木も生えて、保水力も高くよい状態とのこと。あまり手を入れていない森を以前見学させてもらったのですが、雨で地表が流されてしまい、岩がゴロゴロとむき出しになっていました。ここの森は光もたくさんさしてきて、いい気持ち。

現場作業では、まずチェーンソーで木を切り倒し、それをタワーヤーダーという大きな機械で、道路端まで引っ張り上げます。

それを材木としてちょうどいい長さに切りつつ、枝落としまでしていくのが、プロセッサという機械。このプロセッサの仕事っぷり・かっこよさに、皆さん、心を奪われていました!

お父さんの足につかまりながら「かっこいい…」とつぶやく子。

「これ、欲しいなぁ。え、○千万円もするんですか!」という会話も。

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続いて見学に伺ったのは、上分の神山製材所。案内してくれたのは、森長さんです。

作業場には、各地の市で競り落としてきた原木や、製材済の柱や板がたくさん積み上げてあります。

これは、丸太の山を前に、どうやって柱を切り出していくのかを説明してくれているところ。

大きな機械を使って、ががーっと製材していく瞬間は、すごい迫力でした。

見学後には、事務所の薪ストーブであたためた缶コーヒーをいただいて、ほっこり。

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最後に向かったのが、大埜地の集合住宅建設地。これからどんな風に工事が進んでいくのかを、現場管理を担当している吉田さんから説明してもらいました。

参加した皆さんからは「自分で木を切ったりできるようになりたいと考え始めていたので、参加できて嬉しい」「林業に携わるおじさまはみなさんカッコいいです♡」「普段は出会わない人たちと一緒に巡れて楽しかった」との感想をいただきました。山しごとの現場を案内してくれた皆さん、本当にありがとうございました!

高田 友美

高田 友美

静岡県浜松市出身。神戸→東京→スウェーデン→滋賀を経て、神山にたどり着きました。神山つなぐ公社では「コミュニティ・アニメーター」として、主に大埜地の集合住宅から始まるコミュニティ育成を担当。

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コメント一覧

  • スウィング・ヤーダー、プロセッサー、それにフォワーダー。 これを「3種の神器」と呼ぶらしいですが、あんなに重い「木」を軽々と、 道まで引き上げ、枝打ち、玉切りして、載せて、運ぶ のが、不思議でなりません。 年が長けてくると、重いのは、かないませんわ。

    2017年11月20日 00:14 | ニコライ

  • 3種の神器ができる前はいったいどんな風に山しごとをしていたんだろう!?と思うと、昔の人たちのすごさを改めて思い知ります。(まだ若いですが、重いのは全然かないません…)

    2017年11月20日 08:54 | 高田

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