KAMIYAMA BEER PROJECT 建設中4 「タンク」

なんでも2018年2月4日

アバター画像

投稿者:KAMIYAMA BEER PROJECT

ブルワリーのタンク、遠いカナダから到着! 

ビールの醸造所というと、たくさんのタンクが並び、その間を作業している人たちが歩いている印象がありますが、

KAMIYAMA BEER PROJECTでは、ナノブルワリー(生産量がかなり少量の醸造所:KAMIYAMA BEER PROJECTは初年度8,000L 仕込む見込み)のため年間仕込み量が少ないということもありますが、ビール醸造を一つのタンクで仕込みから発酵まで行えるオールインワンのタンク(230L タンクを3体、1回の醸造量は180L)の利用を予定しています。そうすることで、タンクの数を減らすことができ、製造過程を清潔に保つことが可能になり、比較的コンパクトなサイズで作業可能です。

日本で現在そのようなタンクを使用しているブルワリーは1軒のみ!ということで、カナダからの直輸入となりました。

コンパクトと言っても、総重量500kgある4つのコンテナがカナダから海を渡って船でやってきます。神戸の港へ着いた時の税関とのやり取りはなかなか骨の折れるものでした。

実は、2017年の夏に新橋にあるそのブルワリー、「brewinbar」へお邪魔し、ブルワーの方から丁寧にたくさんのアドバイスをいただきました。そのアドバイスがなければ、今頃タンクはまだ神戸の関税から出られずにいたことは容易に想像できるぐらい、輸入ってほんと、大変です!

神戸港についてから10日ほど経ち、晴れて税関を通り国内入りしたビールタンクは、瀬戸大橋を渡り神山町へ到着しました。まだブルワリーへ搬入できる状態では無いので、コットンの森さんの倉庫へ。

運送会社の方が、「重いから無理無理!」という中、森さんはユンボを使って持ち上げ、無事に3つのタンクの仮搬入完了!遥々カナダからビールのタンク、神山へ到着しました!

アバター画像

KAMIYAMA BEER PROJECT

徳島県神山町にビールを醸造するブルワリーを建設中です。アムステルダムから神山町へ引越した二人、マヌス・スウィーニー(アイリッシュ)とあべさやか(三重県)が発起人です。平成30年度に醸造の免許改定があり、それ以降マイクロ・ナノブルワリーの免許取得はほぼ不可能になります。タイムリミットは3月末!!美味しい神山ビールが飲める日は来るのか!?

KAMIYAMA BEER PROJECTの他の記事をみる

コメント一覧

  • 現在、コメントはございません。

コメントする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * 欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください