KAMIYAMA BEER PROJECT 建設中5 「インフラの整備」

なんでも2018年2月4日

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投稿者:KAMIYAMA BEER PROJECT

お久しぶりです!

この冬は例年よりも寒く雪が多いのですが、ブルワリーの建設はそんな季節とは関係なくずんずん進んでいます。

さて、今年度(H29)の醸造の免許に間に合うのか!?日は一刻一刻と過ぎていきます。

国税局の方の審査のキーになる、ビール醸造の施設ですが、、、思いもよらないことが本当にいろいろと起こるものです。

ブルワリーの予定地は、神山町の中心地と言っても山の中でして、周りに一軒も家が建っていないので、水も電気も引いてこなければなりません。排水も!(街に住んでいる時は気づかなかったことです!)水は山間部なので山から、と思ってましたが、ここはビール造りのための安定した水を供給するために町から水道を引っ張ることに。近くのふれあい広場の駐車場まで町の水道が来てますので、そこからはブルワリーが独自で、水道を引っ張ります。チューブを使って水の通り道を作り、当たり前のことですが、水の道だ。水道だなぁ。と改めて痛感しました。

そして、電気。これまた電気屋さんと話をして電気を引っぱる予定でいた電柱が使えない!とのことを12月の末に伝えられました。電柱の追加やケーブルが這うことで温泉からの景観が悪くなる。町の牧歌的なイメージが崩れる。という、ごもっともな理由を伝えられ、電柱を4本追加し、山から電気を引くという案が役場&四電との話し合いで進められました。

「木は10本ぐらいは倒さないとかなぁ。雪が降ったりしたら、工事できんなぁ。工期が延びるなぁ。」と。

「町の持ち物の木材とかもあるけん、伐採する木が決まったら役場に知らせてよ。」などのやりとり。

「今年は寒いけんねぇ。積もるやもね。。。」

8月末からの話でなんで今やねん!と突っ込みたくなる気持ちを押さえつつ、、

これから雪が降る季節で、山に入り木を倒しながらの作業。ま、間に合うのか!という大きな不安がよぎり、動悸が普段の10倍ぐらいになりました。

 

さて、本日ブルワリー現場を見に行きましたところ、向かって右手の山にキラリと光るものが。

なんと、電柱が1本、木と木の間からひょっこり顔を出しています!さらに、奥の方へ足を進めると、またキラリと光る電柱が!ということは、電気が通る道筋はほぼ出来つつある!電気も国税局の審査が来るまでに間に合う!??いそうです。

ちょっとホッとしたと同時に、四電の技術の方、寒い中キューピッチで進めていただいて本当感謝です。役場の方も迅速な対応、本当にありがとうございます。

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KAMIYAMA BEER PROJECT

徳島県神山町にビールを醸造するブルワリーを建設中です。アムステルダムから神山町へ引越した二人、マヌス・スウィーニー(アイリッシュ)とあべさやか(三重県)が発起人です。平成30年度に醸造の免許改定があり、それ以降マイクロ・ナノブルワリーの免許取得はほぼ不可能になります。タイムリミットは3月末!!美味しい神山ビールが飲める日は来るのか!?

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