(↑ 「東京生まれで東京育ちですが、両親に連れられ小さい頃から下分の野山を駆け回り、鮎喰川で遊びました」。そんな思い出話から講義がスタートしました。)

1月8日、帰郷中の山本勲さんに無理をお願いし、神山塾の教壇に立っていただきました。山本さんは上智大学ポルトガル語学科を卒業後、三井アルミニウムに入社。26歳でブラジルに渡り駐在員生活を送っていましたが、42歳で人生を変えようと退社。現在リオデジャネイロのカンディド・メンデス大学で経営学の教鞭を取られています。ご両親が神山町出身です。

山本さんは(グリーンバレーが使わせていただいている)「ヤマニハウス」の家主さんであり、毎年この時期にブラジルから一時帰国されています。ちなみに「ヤマニ」は山本家の屋号。

真剣すぎるほど真剣に、山本さんの話に耳を傾ける受講生のみなさん。

さて、講義は神山塾の目的である就業支援というテーマに沿って
 ・ 現代ブラジル経済事情
 ・ 職業観
 ・ 起業に関するアドバイス
などを中心に3時間の講義をしていただきました。

特に、「起業に関するアドバイス」としては
 ① 事業プランは単純、明快であること
 ② 得意なこと、好きなことに注力すること
 ③ 作ることは簡単だが、売ることが難しいこと
 ④ 法律や財務にも気を配ること
の四点を挙げ、事例を交えて丁寧に教えていただきました。

(非常に濃い内容でしたが、ボクの理解力・筆力では十分にお伝えできないのが残念です。申し訳ありません…(泣)。)

(偉そうなことは言えませんがと前置きされて)ブラジルから今の日本や日本人に送りたいメッセージ。

ところで、外から日本を眺めていて、最近特に気になっているのは「日本人の元気の無さ」。飛行機の中でもリオの街中でも、中国人や韓国人は話し声も大きくて元気一杯。なのに日本人は隅っこで静かにヒソヒソと。居るのか居ないのか分からないような…。

そこで、ブラジル人が好んで使う「元気の出る言葉」を二つ教えていただきました。

“viver a vida!” e “amanhã será o outro dia!”

“viver a vida!” ⇒ 「暮らしを暮らす」

“amanhã será o outro dia!” ⇒ 「明日はまた別の日」

「何てこった。そんな浮かぬ顔をして。暮らすこと、生きることをもっとエンジョイしろよ。クヨクヨすんなって、明日はまた新しい一日が始まるんだから…。」

てな感じなんでしょう。きっと。日本人一人一人に対する新しい年のメッセージとして受け止めたいものです。

山本さん、素晴らしいお話をありがとうございました。

記事のシリーズ : 神山日記帳
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コメント一覧

  1. 拝聴したかったなーっ。 贅沢だなぁ、もったいない。
    Ustreamや録画とは言いません。
    せめて公開講座にしましょうよ。

    2011-01-10 16:43 | 仁木島 昭

  2. これからもイン神山される面白い方には次々と登場を願い
    人生観や仕事観などを披歴していただこうと考えています。
    公開講座が難しければ、別途機会を設けるのも一法かと。
    考えてみましょう。

    2011-01-10 18:15 | 大南 信也

  3. 是非公開してください。

    2011-01-10 19:53 | 岩野泰典

  4. その方向で検討してみます。
    (お役所的な「検討」じゃなくて…(笑)。)

    2011-01-10 20:21 | 大南 信也

  5. よろしくお願いします。
    山本さんのお話を聞かせていただくと、自然と背筋が伸びて元気が出ます。
    姿勢を正すことは前を向くこと、その立ち居振る舞いからだけでもそう教わることができます。

    2011-01-10 21:48 | 仁木島 昭

  6. そういう人って、時たま出会うよね。
    そうなりたいと思うのだけどなれない・・・。
    備わっていないんだろうなぁ。自分には。きっと。

    2011-01-10 22:20 | 大南 信也

  7. “viver a vida!”
    ⇒ 「暮らしを暮らす」
    これ、いいですねぇ。最後まで聞きたかった!
    わたしは四国でなにをしているの?と聞かれたら
    「”暮らし”をしています」と答えています。

    2011-01-11 17:50 | にしわきあや

  8. そうそうその通り。そして、暮らしを楽しむ!

    2011-01-11 18:42 | 大南 信也

  9. 山本勲 先生、こんにちは!

    前回の下分での新春講演会にも参加させていただきましたものです。 

    一ブラジルのファンです。 
    大自然、音楽、人、多様性、大らかさ、生き生きとした様子など。

    先日のリオでの市内戦争というかファベーラのギャングと警察の銃撃戦のニュースには、さすがにびっくりしましたが。

    日本に帰ってくると ~

    日本人の顔の表情などの表現のひかえめさ(少なさ)と、
    人に対して減点法で見るところとか、
    「国が小さい」等とか言ってイロイロと卑下したがるマゾ体質が習慣になっている所とかが
    目についてしまいます。

    (そういう自分も、「そうやって減点法してるだろ?」ってつっこまれるまもしれませんが。。。)

    まわりを気にせずに、カラフルな生き方をしているつもりなのですが、それでも日本での集団圧は時折、感じる事がありますね。 

    日本の良さがとってもよくわかるだけに、私も、この頃の日本の元気のなさには、はがゆい思いをすることもあります。 景気のせいだけではなくて、一人一人の心もちのベクトルが生き生きとカラフルなものになれば、きっと日本の未来は明るいはず!

    本来、

    自然を愛でることのできる並外れた自然に対する感受性、
    他者の気持ちを思いやることのできる想像力、
    ひかえめなようで実は奥深い思考や感情、

    を持つ日本人ですものね。

    海外にいると日本がう~んと恋しくなりますね。 山本先生もそうではないでしょうか? 

    若輩者のコメントですが、 ブラジル好きの私としては、このブログを拝見して、つい嬉しくなって文章をしたためてしまいました。

    どこかでお目にかかる機会がありますように。 それでは、その日を楽しみに。 どうぞご無事にお帰り下さいませ。 

    <大南さん、ありがとうございました。 

    2011-01-23 17:33 | sasuke

 

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