カリンとパットの「IN KAMIYAMA」

アート2009年1月21日

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投稿者:大南 信也

「IN KAMIYAMA」と題した本が、2008作家夫婦のカリンとパットから届きました。自費出版したんですね。四十数ページの中に、二人の作品と、溢れんばかりの神山への思いが凝縮されています。

裏表紙の写真は、上勝町の山中で拾ってきた材木用刷り込み鉄板。この上もなく美しいフォントです。価値がないと棄てる人、価値を見つけて拾う人。世の中、人間、いろいろ居りますなぁ・・・(笑)。「一等」の文字のupside-downがご愛嬌。

すばらしい!

見れば見るほど奥深さを感じさせるカズラや青石の作品。町中や遍路道で撮影された何気ない光景。この本を眺めているだけで、心が和みます。

普段で普通の風景にハッとさせられる。不思議なものです。

DVDには、「Forests, Rivers and Ancestors」「Art in Kamiyama」「Walking with Kukai (Shikoku Pilgrimage documentary)」の3作品が収められています。

城西高校神山分校で展示されたビデオのほか、オランダで放映された「四国遍路」の作品も収録されており、これまた必見!

(奥さんの)「カズラハント」ばかりに没頭していると見られていたのに、裏をかかれましたねぇ。見事に・・・(笑)

※本もDVDも、神山町農村環境改善センターに常備。遠慮なく訪ねてきてください。

そうそう、本の中に、こんな手書きの文章が添えられてました。

To Ominami-san
for being our help, mediator and generous host in Kamiyama
with gratitude
Karin and Pat

英語はよく分らんのですが、
「神山一のいい男 大南さんへ」
と書いてあるんでしょうねぇ。きっと・・・(笑)

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大南 信也

グリーンバレー理事長。日々「せかいのかみやま」づくりに精励してます。人を強制せず、人に強制されずの自由人。職業?「社会起業家のたまご」としときます。最近の関心事は(西村さんの向こうを張って)「みんなの仕事をつくること」。そして、クリエイティブに過疎化を進める「創造的過疎」。

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コメント一覧

  • 「神山一のいい男 大南さんへ」・・・・。←これって何・・・? そんなもん、書いてありまっかいな!言い過ぎでっせ! カリンとパットさんが“ グラッチェ!グラッチェ!”と感謝しているのはわかりました。 まあ、 しかし、オランダ人なのにmediator(メディエイタ-)などと、 難しい言葉を使われますナ。 新聞や放送のことを、メディア(媒介物)と呼びますが、 そこから来ているのでござんしょう? しかし、あなたのこと、「媒介物」と言えば、気分、良くないでございましょう? 「媒介者」と、言い直しさせて頂きます。(笑)

    2009年1月22日 10:44 PM | ニコライ

  • 人のことを二酸化マンガン呼ばわりすんなよな! でも、まあ、「媒介者」は「厄介者」よりもマシそうやから、それでヨシとします・・・(笑)

    2009年1月22日 11:22 PM | 大南 信也

  • パットさんの写真集見ました、みました。すごいですね。貧乏KAIRとしては、あの写真集を報告書代わりにパクろうかと思ったほどです。でも他の2人の作家が載ってないからダメですよね。 でも報告書用に使いたい写真は山ほどある。うーーーん、どうにかならないもんですかね・・・・。

    2009年2月5日 9:00 AM | 中原 亨

  • いくら名カメラマンが美しく撮ったとしても、 作家の写真には及ばない。 作家の意図を知るのは作家だけなのだから。 ちょっとキザでした・・・(笑)。

    2009年2月5日 2:40 PM | 大南 信也

  • カリン&パットには帰る前にお願いして、写真データ頂いています!なので、改善センターにありますよ〜!

    2009年2月5日 7:54 PM | Art in Kamiyama

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