「靴とは足を包む形の履物の一種。」(Wikipediaより)
毎日履く靴について、私はこれ以上のことをあまり知りませんでした。選ぶ時もサイズとデザイン以外には深く考えたことがなかったかも。
神山でオーダーメイドの靴を製作されているLICHT LICHT金澤さんに出会い、工房にお邪魔して作業の説明を聞くたびに初めて知ることも多く、靴についてよく考えるようになりました。本当に自分を運んでくれる体の大切な一部なんだなあ。。そしてものづくりに対する姿勢にも、いつも刺激をもらっています。

11月の豆ちよ焙煎所での展示は、そのLICHT LICHTの靴が出来るまでの具体的な過程を追いながら、金澤さんのものづくりへの理念に迫りたいと思います。

靴を作る製作過程を実物で展示（各パーツの役割などの解説付）、革一枚を展示して生き物であることの特徴や裁断の方法、今までのオーダーの品の写真（整形靴〜こだわりの逸品までそれぞれ解説付）の展示などと合わせて、会期中の小さなイベントとして、靴をオーダーする様子を公開したり、21日20時からインスタLiveで金澤さんのトークもお届けする予定。

そして展示を見てオーダーしたくなったら、焙煎所からLICHT LICHTへ歩いて即オーダーも可能です。
大切な足を守る靴について一緒に学んでみませんか？
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LICHT LICHT金澤光記さんより

「靴は、誰もが身につけ、ファッションとしてだけではなく、健康を支えるものとして存在するのに、意外と誰からも履き方や選び方を教わることがない。
どの様に作られているか、どんな目的でそれぞれに靴をオーダーするのかを知ることで、靴について考えるきっかけになるような展示を目指したいと思います。」

プロフィール

１９８５年生まれ　愛知県出身

２００１年、高校在学中に靴作りに興味を持ちはじめ、美術の時間に靴らしきものを作る。

高校卒業後、兵庫県三田市にある神戸医療福祉専門学校で、主に足の障害を持つ人の靴（整形靴）をつくる技術を学ぶ。

専門学校卒業後、整形靴の本場ドイツのブレーメンにあるAsendorf orthopeadie schuhtechnikにて1年間の修行。最先端の知識や技術、長く根付いた靴の文化に触れる。

帰国後、神奈川県と愛知県の義肢装具会社に約7年勤務し、靴やインソールの製造を中心に、イベントの企画運営など様々な仕事を経験。

その後、妻の実家のある徳島県に移住し、神山塾を経て２０１５年１月に寄井商店街にLICHT LICHTをオープンし現在に至る。

 

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今回、近隣・ご縁のあるお店に貼られた小さなポスターはなんと18種類。（ご協力ありがとうございます！）LICHT LICHTファンの西村さん自ら立候補(!)して発案・デザインされたものです。全種類見つけてくださいねー。

公開日：2020年11月4日