「行こう、鮎喰川!」山編 〜下分保育所の子どもたちと今年も大粟山へ!〜
なんでも2025年12月22日
「行こう、鮎喰川!」の活動は、今年で4年目を迎えています。
活動が始まった当初から、夏は川で遊ぶ川編を、

秋から冬、そして春にかけては、山編として、鮎喰川につながる山へと出かけています。
子どもたちがいつも目にしている山や川の風景。
それぞれ別の場所にあるようで、実はひとつにつながっていること。
山が豊かであれば、川もまた豊かになること。
今すぐに分からなくても、いつか大きくなったときに、ふと思い出してもらえたらいいな。そんな思いで、川と山、両方での活動を続けてきました。
でも、何よりも伝えたい(感じてほしい)のは、もっともっとシンプルなことで・・・。
自分たちの周りにある自然の中で遊ぶことは、めちゃくちゃ楽しい。
そして、その楽しさを一番よく知っていて、全身で伝えてくれるのが、私たちが「先達」と呼んでいる、地域のおじいちゃん、おばあちゃんたちなのです。
12月に入り、下分保育所の4歳児(年中)・5歳児(年長)の子どもたちと一緒に、大粟山へ山遊びに出かけました。
年長さんは、昨年に続いて2年目の山編。
「楽しみにしていることは?」と聞くと、あちこちから返ってきたのは、
「ブランコーーーー!」という声。
そう、昨年、みんなでのぼった大粟山の山頂には、先達・のぶGが作ってくれた森のブランコが登場しました。
森の中で大きく揺れるそのブランコは、子どもたちだけでなく、先生たちまで夢中にさせました。今年も、きっと現れるはず。
今回一緒に山へ登ってくれた先達は、いつもの先達 のぶG(後列右)に加え、たつG(後列中央)、ひさG(後列左)の3人。

なんとも心強い顔ぶれです。
みんなで歩いて山へ向かう途中、たくさんの出会いがありました。
神山アーティスト・イン・レジデンスの作品たち、
匂いのする葉っぱ、

ニッキの木から葉っぱを拝借し、子供達とクンクン
子どもたちが大好きな、小さくて、丸っこくて、可愛いもの

今年はとにかく何もかもが "なり年”で、子供達の大好きなドングリもたくさん落ちていました
赤くて甘酸っぱい実にもたくさんたくさん出会えました。もちろん、たくさんたくさんお腹の中へ(笑)

こどもたちが手にしているのは冬イチゴ。今年も豊作で、みんな夢中になって採っていました。
ひさGは、ひとりひとりに葉っぱの匂いをにおわせてくれたり、

みんな、ニッキの匂い、嗅いだことあるかな?
子どもたちを毎年 虜にする冬イチゴをたくさん手にして、採らせてあげたりしながら、

少し陽の光がさす場所にたくさん増えてきた冬イチゴ
山の世界をそっと伝えてくれます。
頂上では、たつGがマキの葉っぱで作る手裏剣(しゅりけん)を教えてくれました。
みんなが作った手裏剣、ちゃんと飛んだかな?

そして、いよいよ、のぶG特製・森のブランコが今年も登場です。

高い木に吊るされた、のぶG手づくりのブランコ
この日、子どもたち16人全員と、そして、先生たちも森のブランコに乗り、揺られていました。
森の中で大きく弧を描いて揺れるその感覚は、きっと忘れられない体験になったと思います。
冬イチゴも森のブランコも堪能した最後に子どもたちが辿り着いたのは、大粟神社。その境内で

ゴーーーーンと鐘を鳴らしてきました。
「これでお正月はお参りにこんでも大丈夫!」
のぶGのいたずらっぽい言葉に、みんなで笑いました。帰りのバスで揺られる子どもたち。

先達に見送られ、保育所に帰る子どもたち。山でいっぱい遊んだあとは、給食が待ってるよ〜!
3人の先達に、目いっぱい遊んでもらった大粟山での一日。
この時間を、少しでも覚えていてくれたらいいな、と思いながら見送りました。
そういえば、今年、春が来たばかりの頃、
すだちっ子クラブ(神領小学校の放課後児童クラブ)で、ある男の子が私を見て
「あ、山に一緒に行った人や」
と言う小さな声が聞こえました。昨年、大粟山に登った下分保育所の年長さんが、1年生になっていたのです。覚えていてくれたことが、本当に嬉しい出来事でした。
1年に1回の山遊び、1年に1回の川遊び。
ほんの一瞬の時間かもしれません。
それでも、その一瞬が誰かの記憶に残り、いつか自然やこの土地を思い出すきっかけになったら——それは、何より嬉しいことです。
下分保育所との活動は、今年で2年目。
先生方の熱い思いとともに、川だけでなく、山での活動も重ねています。
のぶGをはじめ、遊びの達人である「先達」と出会い、一緒に過ごした時間が、子どもたちの中に、確かに刻まれていっていると感じています。
これからも先達の皆さんが元気で、子どもたちの成長を一緒に見守ってくれたらと願っています。

ikouakuigawa
まちを将来世代につなぐプロジェクトの中の施策2-7「地域の先達にまなぶ、防災教育を兼ねた「子どもの自然体験」の促進」の取り組みを紹介しています。 活動の主は神山つなぐ公社が担い、運営サポートに川塾、そして高校生・大学生ボランティアとして「あゆリーダー」が共に活動しています。
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