オープンアトリエ「Yamandu Roos」

アート

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投稿者:Art in kamiyama

場所:
下分アトリエ
開催日時:
2019年6月2日 17時〜20時

3月末からベッド&スタジオプログラムにて滞在中のYamandu Roos(ヤマンドゥー・ルース/ヤマちゃん)が 約2ヶ月半間の神山での滞在中に撮影した写真を中心にオープンアトリエにて作品を公開いたします。彼の目に映った神山はどのように見えていたのでしょうか。
どのような制作過程を経て、作品が展開されていくのかを見れる貴重な機会です。
どうぞお気軽にお立ち寄りください。

今回で4回目の訪問となるヤマちゃんは去年に引き続き「CITY BOY」プロジェクトに取り組んでいます。秋のAIRプログラムとは異なり、継続的に訪問を繰り返し、色々な方との関係性を築きながら行うこのプロジェクトは、今回どのような経過をたどっているのでしょうか。
 

日時|2019年6月2日(日)17:00~18:30
※アーティストトーク17時30分から
場所|下分アトリエ
神山町下分字今井121
※駐車場は下分公民館駐車場をご利用ください。

 

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「CITY BOY」プロジェクト
近年、Yamanduが各地で取り組んでいるプロジェクトのひとつ。
世界的に都市部から地方へと移り住み、自然豊かな場所での生活をする人たちが増えている中で、理想と現実、またそこでの生活を模索するということをテーマに撮影、制作を行っている。

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初めてカメラにを手にしたときから、写真というものに対する興味が自分の中で少しずつ大きな存在となってきました。その後、17歳の時にウルグアイのモンテヴィデオ市の新聞社「Diario El Pais」のマリオ・マロッタ氏の元でインターンシップをすることとなりました。マロッタ氏の下でのインターンシップは私の写真に対する好奇心を大きくかきたて、そして私はますます写真の魔法の虜となりました。また同時期の高校生の頃、当時アムステルダムに住居を構えていたジャマイカ出身のアーティストであるフェミ・ドゥーキンズとも出会いました。彼と彼の奥さんのアナはアーティストとして生きていくことや自分の目、目に映るものを信じること、そしてその信念のもとに生きることなどについてより深く掘り下げることを教えてくれました。

写真とは深く観察し、第3の目となる心に映るものを捉えることではないかと考えている。どこであろうと、そこで自分の心に響くものが撮影の対象となり、日 常と異なる場所やそこで出会う人々、体験が私のイマジネーションの源となる。行く先々で出会う人や友人や風景、そこに存在するものが、2度と交わることの ない瞬間として捉えられ、それが写真という形で表現される。思いがけない事柄が重なり、その中から私の作品が生まれてきます。そして、常に美しさと簡素な こと、そして簡素さの中の美しさというものを探求し続けている。  (ヤマンドゥ・ルース)

公開日:2019年5月15日