【獅子舞研究報告会】徳島県神山町は獅子舞が生息しやすいのか?日本全国300件以上の獅子舞を調べた研究者が語る
- 場所:
- 神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス
- 開催日時:
-
2023年3月26日
13時〜14時30分
神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックスメンバーの100BANCH・稲村さんから
神山町の獅子舞の研究報告会のご案内です。
コンプレックスに獅子が舞います!
こんにちは、獅子舞の研究をしている稲村行真(いなむらゆきまさ)と申します。
神山町にサテライト拠点を置く渋谷・100BANCHとともに、この度、獅子舞イベントを開催いたします。
神山の皆さまのご支援のもと、100BANCHは2年間にわたり米作りに挑戦してきました。昨年10月、お米の収穫を祝うため、僕は「神山のお米」をテーマに獅子舞を創作して、町内を舞い歩きました。
(神山町内の素材で創作した獅子舞を身につけて、まちを舞い歩く稲村さん/撮影:2022年10月)
この時1週間の滞在の最中に、神山町内の阿川や高浜、郷土資料館等で獅子舞のヒアリング調査も実施しました。ご高齢の方でも精一杯、獅子舞を継続されている姿や、練習用の獅子頭を作り練習に励む子ども達がいることに感銘を受けました。
(滞在の記録:https://note.com/shishinoha/n/ne83dcc8c08ca)
また、僕は2023年1月に獅子舞に関するこれまでの活動をまとめた『獅子舞生息可能性都市』(発行 100BANCH)を刊行しました。獅子舞が根付く(生息する)地域の魅力とは何か?について詳しく解説をしてあります。
この本の刊行を記念して、改めて地域の皆様に、神山の獅子舞の特徴や魅力についてお話しできる報告会を開催させていただきたいです。僕は神山町が獅子舞が根付きやすい地域だと感じました。その理由は何なのか?獅子舞の視点で考えた時の暮らしの特徴などについてお話させていただきます。また実際に地域の獅子舞の演舞も行い、神山の暮らしを再発見する機会になればと感じています。
(写真:神山で継承されている獅子舞の数々・・・)
【イベント内容】
①高浜獅子舞演舞 15分
②神山の獅子舞の調査報告(稲村) 30分
③本「獅子舞生息可能性都市」の紹介と神山町の獅子舞生息可能性(稲村) 15分
※③の最後に100BANCHの取り組みの紹介(則武)
参加費:無料
定員:30名
申し込み:peatixまたは下記メールアドレスから。yukky.lucky3858@gmail.com(稲村)
運営:主催 100BANCH
<登壇者・稲村行真プロフィール>
1994年生まれ。民俗芸能に関する執筆、研究、作品制作などを実施。日本全国300件以上の獅子舞を取材してきた。3人組の獅子舞ユニット「獅子の歯ブラシ」を結成して、様々な土地を獅子舞の姿で舞い歩いている。
公開日:2023年3月17日
神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス
神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス(KVSOC)は、「成長するオフィス」。閉鎖された元縫製工場(619平方メートル)を改修したコワーキングスペース(共同の仕事場)です。 神山町で新しいビジネスコミュニティを創造して、地域発の先進的なサービスやビジネスを生み出すことを目的としています。そのために、情報技術、デザイン、映像関連等のクリエイティブ産業の集積を図るとともに、起業家やその支援者、地域住民等との交流を通して、新たな価値の創出を目指します。
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