神山創造学

2017年度から始まった、神山校独自の授業(学校設定科目)です。まち全体をフィールドに様々な人たちと出会い、社会の現状や課題を学ぶ中で、自分たちにできることを考え実践していきます。生徒たちの仕事観や倫理観を学ぶこと、地域の課題を主体的に考え行動できる意欲や態度を育むことを目指しています。

1年生では、3年間の学びのフィールドとなる地域を実際に歩いたり、まちで様々な仕事をしている大人たちに出会います。「しごと体験」や「聞き書き」などの実践的な活動を通して「聞く・伝える」「協働する」「深める」といった、社会で生きていく上で必要な力を鍛えています。

2年生では、各テーマに分かれてチームプロジェクトに取り組みます。チームでの話し合いや地域の人たちへの聞き取り調査などを通して、多様な価値観を持つ他者と関わりあいながら物事を進めていく経験を重ねていきます。プロジェクト終了後は体験を振り返って内省し、自身のキャリアについてじっくり考えを深める機会を持ちます。

3年生では「課題研究」という科目の中で、高校生活の集大成として、1・2年生で学んだ内容や自身が探求したいテーマをもとに個々がプロジェクトを掲げ、取り組みます。