まちを将来世代につなぐプロジェクト

神山町の創生戦略「まちを将来世代につなぐプロジェクト」は、「町内外の人々にとって可能性が感じられる状況づくり」のための、7つの課題領域を設定。その実施を試みるプロジェクトです。

> まちを将来世代につなぐプロジェクト (神山町サイト|創生戦略PDFを含むページへ)


◎ 概況(映像リストを兼ねて|2021年1月更新)
2015年にワーキンググループ等の活動を通じてまとめた創生戦略(現ver.1.2)は、2016年春に設立した「一般社団法人 神山つなぐ公社」と、神山町、関連する民間の事業者や個人の協働を通じて、一つひとつ前へ進められてきました。

2020年夏から、町職員・公社スタッフ・住民等で進めた「第2期(2021〜26)」の施策検討は、戦略資料にまとまり、12月下旬に神山町サイトで公開。

まちを将来世代につなぐプロジェクト第2期|神山町創生戦略・人口ビジョン
http://www.town.kamiyama.lg.jp/office/soumu/kikaku/tsunapro.html

現在は4月以降の実施体制や、着手順の検討に取り組んでいます。

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● すまいづくり:

・町による「大埜地の集合住宅」の建設プロジェクトとその運用開発に、コーディネーター的な立場でかかわっています。
[関連映像]
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地域の種や苗で、まちの景色をつくる(Sep. 2021)
 ・鮎喰川コモン/オープン前(Jan. 2021)
 ・地域の手と資源でつくる住まい(Mar. 2019)​
 ・暮らしと関係の始まり(Mar. 2019)​
 ・解体から造成まで(May. 2018)​
 ・4人の担当者が語る5つの特徴(Sep. 2017)​
 ・さようなら青雲寮(Mar. 2017)​
 ・町産材認証制度(Feb. 2017)
 ・神山のすまい調査(Oct. 2016)
 ・解体設計とランドスケープデザイン事前調査(Aug. 2016)

・民家改修を通じた、住居やテナント等の社会資本整備と、町の次世代を担う工務環境の模索を試みています。
[関連映像]
 ・寄井の家と店(Mar. 2019)​
 ・西分の家の改修と空き家相談(May. 2018)
 ・西分の家/工事前の調査など(Oct. 2016)

・神山の「すまい」を、建物のあり方や暮らし方など、いろいろな確度から学び、みなで考える。「鮎喰川すまい塾」という勉強会のシリーズを2016年から重ねています。(次のプログラムはイベントカレンダーでご確認ください)


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● ひとづくり:

・城西高校(徳島市)の神山分校とともに、高校やそこに通う学生たちを、〝まち〟と〝まちの将来〟につないでゆく複数のプロジェクトを試みています。仮に「高校プロジェクト」と呼びます。公社と同時にフードハブプロジェクトの食育部門も、その大切な一部を担っています。
[関連映像]
 ・地域の種や苗で、まちの景色をつくる(Sep. 2021)
 ・耕作放棄地の再生と利用(May. 2020)
 ・高校生インターンシップ(Aug. 2018)
 ・地域で学び、地域と育つ高校(Jul. 2018)​
 ・神山創造学(Aug. 2017)​
 ・高校生とつなぐ神山の味/お弁当づくり編・フードハブプロジェクト(Jan. 2017)
 ・孫の手プロジェクト(Aug. 2016)
 
・学校と地域の、より有機的な接続、小さな町ならではの「保小中高連携」の可能性を模索しています。
[関連映像]
 ・先生みんなでごはん(Aug. 2016)
 ・神山の林業のいま/先生みんなでシリーズ(Dec. 2016)
 ・神山の農業のいま/先生みんなでシリーズ(Dec. 2016)

・神山の中学生や高校生から希望者を募り、他の国を訪ね、異なる文化の中で暮らす同世代の若者やその家族に出会う。さらにそこで出会った人々に逆に神山を訪れてもらい、訪問はできなかった子どもたちや、教員・家族などの大人たちも接点を持つ、2 wayの「国際交流プロジェクト」を始めています。
[関連映像]
 ・オランダ 受入編(Oct. 2018)
 ・オランダ 訪問編(Aug. 2018)


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● しごとづくり:

・民家改修によるテナント開発を通じた起業支援。町内若手を対象にしたレクチャーの開催。ワーキンググループなどの、新しい組み合わせが生まれる機会づくり。新しい組み合わせで視察に出かけ、たっぷり話し合い、戻ってから皆に報告するスタディツアー。など、小さな試みを淡々と重ねています。

・併せて、町の高齢者の暮らしを支えるしごとづくりを模索しています。一人暮らしで、食事をつくるのが少し難しくなってきた方々への「配食」について映像をつくり、町内で上映会をひらき、話し合い考え合う場をつくっています。
[関連映像]
 ・高齢者配食のいま(May. 2018)

・新たなUIターン者との仕事づくりと別に、既に町に移り住み、生活基盤のない地域で個々人の暮らしと生業を形にしてきた人々と、めいめいの仕事をより面白いものにしてゆく方法の模索も2017年から始めました。
[関連映像]
 ・つくる暮らし、つくる仕事(Jan. 2019)​
[関連記事]
 ・「手でつくる教室」イン 西分の家(Oct. 2017)、その他


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● PR/パブリック・リレーション:

・各プロジェクトの方向性と概要をまとめた「つなぷろペーパー」(Jun. 2016)の制作や、本サイト「イン神山」のリニューアル/運用(グリーンバレーと共同)などを進めています。その他、イベントのあり方など含み模索中。

・神山町総務課を軸に、町の外でなく中で暮らしている人々を対象にした「町民町内バスツアー」を、2016年から月1〜2本のペースで開催しています。希望者に団体でお申込みいただく形。この町で長く暮らしている方々は、まちの新しい動きや、店、オフィスなどになんらかの関心があっても、自分から訪ねてゆくのは難しい。しかし各拠点を開いている人たちは、ぜひ訪ねて欲しいし知ってほしい。町役場のマイクロバスで仕立てた、その両者をつなぐ半日ツアーです。2018年1月冒頭時点で22回開催。
[関連映像]
 ・町民町内バスツアー(Nov. 2016)


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● その他:

・創生戦略の中から生まれた事業・組織は、現時点で私たち「一般社団法人 神山つなぐ公社」と「株式会社 フードハブプロジェクト」の2つです。
 フードハブは〝地産地食〟を掲げた、神山の農業を将来世代につなぐ試み。「かま屋」という食堂と、「かまパン&ストアー」というパンと野菜と食材・調味料の店を矢面に立てた農業の会社で、就農者の育成と耕作放棄地を生き返らせる仕事を重ねています。同時に食育プログラムを通じて、神山の保小中高とのかかわりも育てています。
ウェブサイト:http://foodhub.co.jp
[関連映像]
 ・新規就農者がつなぐ 神山の農業(July. 2020)
 ・地元のパンをつくる(Jan. 2017)
 ・高校生とつなぐ神山の味/お弁当づくり編(Jan. 2017)
 ・地産地食|Food Hub Project(Jul. 2016)


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神山つなぐ公社や神山町役場は、少ない人数で、これら多数のプロジェクトに日々取り組んでいます。視察や取材について十分な対応が出来ていないこと、ご容赦ください。

この町の動きに関心を持ち、直に触れてみたいと思った方は、イベントカレンダーの情報などをご覧の上、ぜひ足を運んでみてください。