
[10月開催募集]水源涵養力を育む環境改善ワークショップ Vol.5
なんでも2025年9月8日
こんにちは、神山しずくプロジェクトです。
今回で5回目となるしずくの環境改善WS!講師に生物多様性の専門家・坂田昌子さんをお迎えして、様々な視座からお話しいただき、ともに手を動かす時間を取りたいと思います。
これまで参加された方も、初めての方も大歓迎です!
ぜひご参加ください。
Topics
・ワークショップはいつ?
・現地でやること
・募集内容と参加申込
・参加申込先
ワークショップはいつ?
10月2日(木) 13:30〜16:30(13時 受付開始)
10月3日(金) 9:30〜16:00( 9時 受付開始)
10月4日(土) 9:30〜16:00(9時 受付開始)
※雨天決行(大雨の場合は別内容の予定)
※参加者の技術レベル等に合わせてレクチャーおよび作業内容が多少変わります。
現地でやること
(Day 1)坂田さんと歩く「めぐる谷」
会場となるのは、金の泉と書く集落でありながら、かつての豊かさを失い、井戸水が枯渇し、谷にも水の気配を感じなくなってしまったフィールド。4回のワークショップを経て、どんな変化が生まれているでしょう。
坂田さんと一緒に「めぐる谷」を散策しながら、この場所をもっと俯瞰的に観察し、多くの学びを得ます。

めぐる谷を歩きながら解説する坂田さん
講師プロフィール/坂田昌子さん
明治大学文学部史学科卒業。一般社団法人コモンフォレストジャパン理事。 虔十の会代表。前・国連生物多様性の10年市民ネットワーク代表。 東京高尾山にて生物多様性を守り伝える為に、ネイチャーガイドをされながら日本各地を駆け回りつつ、生物多様性条約や地球サミットなど国際会議にも継続的に参加。しずくの第1回目環境改善WSから講師として現地入りし、有機環境土木の指導を行っている。
(Day 2)基本のしがら・ボサ作り
植生が乏しく、根上がりや崩落など、弱ってしまった照葉樹林。
山肌を滑り落ちる雨水をゆっくり浸透させるための、基本の造作であるしがら・ボサ作りを行います。Day1にて観察した上で、補強やこれまでの続きなど、今、必要な箇所を見極めて施工していきます。はじめての方も歓迎です。

山の斜面手前でしがらを作る様子
(Day 3)みんなで土手の石積み
昨年のWSでU字溝を撤去し、みんなで作った小さなせせらぎ。このせせらぎに雨水が注ぎ込む小さな土手。水の流れを妨げず、いなし、ゆっくり水が浸透するために、みんなで土手の石積みを行います。

石積みでは、グリップ力のある手袋の持参を推奨しています
募集内容と参加申込
定員:
各日20名程度
参加費:
10月2日(木):3,000円
10月3日(金) 4日(土):1日5,000円 (保険料+お弁当代込)
※高校生以下は日数に関わらず1人500円(保険料)+ランチ代1000円/日
※当日、会場受付にて現金でお支払いください。
※全日参加(3日間)の方を優先する場合があります。
開催場所:
徳島県神山町上分地区(参加者の方には詳細を後日お知らせします。)
当日の服装や持ち物:
汚れても良い服装と歩きやすい靴でお願いします。水筒、雨具、軍手やグローブ(ゴム引きのしっかりしたもの)、帽子、タオルなど。
できれば1人1つずつご持参ください:枝切り用手のこ、剪定ばさみ、移植ごて。
腰ベルト・腰袋の上、記名推奨。石積みのためのてみ・ハンマーの持参も歓迎。
神山町宿泊施設情報:
ご利用の参加者は、こちらを参考にご自身でお手配下さい。
お問い合わせ:
神山しずくプロジェクト info@shizq.jp
参加申し込み先
ワークショップ参加希望の方は、こちらから
※ お一人ずつのお申込みをお願いいたします
※ 定員に達し次第、募集を締め切ります。
※ 後日、参加確定のご連絡をメールいたします。
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SHIZQ
「神山しずくプロジェクト」は、神山に移住したひとりのデザイナーが、緑豊かな山だと思っていた自然のほとんどが人工林で、水源をも危ぶむ状況だと気づき、デザイナーとして何か役に立てないか?という問いから始まりました。 林業という視点では解決策が見いだせないまま、今も少しずつ川の水が減っています。小さな経済の歯車を作ることで全体の循環を作ろう!と、杉に新しい価値を見いだし、神山杉の製品開発および製造販売・啓発活動・雇用創出を続けてきました。おかげさまで2023年に10周年を迎え、次のステージでは水源再生のための環境改善にチャレンジしていきます。
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