フードハブ・プロジェクト代表の林と農業長の白桃が、アメリカ西海岸のベイエリア（サンフランシスコを中心）の農業生産と流通についての視察にいってきました。そこで学んだこと、感じたことをお話をさせていただき、皆さんが農業に関わっていく際の何かのきっかけになればと思っています。

去年の冬に引き続き2度目のアメリカ西海岸。

昨年は、小規模な有機農家・グローサリーストア、アメリカのFoodHubを見てきました。「農家」、「料理人」、「生活者」の3者がファーマーズマーケットを核として、地域内で繋がりあっている食文化がそこにはありました。

今回は、前回と違った、中大規模な有機農家、新たな視点での循環型農業、CSA農家、中大規模の流通等、少し規模の大きな視点で見てきました。

その中で、現地の人たちが口をそろえて言っていた事。

「このエリアでは、オーガニックだけでは物が売れなくなってきている」

そのような状況の中で、それぞれが自分達の野菜や商品をより魅力的にしていくために何を考え、また何を実践しているのか。

実際に見たもの、彼等の話しの中から、林と白桃が感じた事をお話します。

また、林、白桃が、今回の旅で一番美味しかったと言う、「フライドチキン・サンド」を料理長の細井が再現し、その夜だけの限定メニューとしてお出しします！会が終わった後は、かま屋も通常営業していますので、お食事もぜひ！

＜内容＞
・新たな視点での循環型農業（アクアポニック）
・CSA(Community Supported Agriculture)実践農家
・ サンフランシスコ卸売市場及び中大規模の流通
・中大規模の農家について
・Heirloom野菜について（SEED BANK、Whole Foods等）
・その他：Food Hub Project つなぐ農園の作付け状況について

＜こんな人に来てもらいたい＞
・専業・兼業農家の方
・新規就農を考えている方
・アメリカの農業・流通に興味がある方

※『さくつけ会議』とは、Food Hub Projectの育てる部門（農業チーム）主催イベントの総称で、具体的な作付け以外の事も色々と話し合う場にしていきたいと思っています。

公開日：2017年5月11日