神山の森林や川をめぐる展示とお話会(つなプロ作戦会議vol.4-3)

学び、ものづくり

アバター画像

投稿者:高田 友美

場所:
旧鬼籠野小学校
開催日時:
2025年9月22日 10時〜17時
2025年9月22日 18時〜20時
2025年9月23日 10時〜17時

神山町創生戦略「まちを将来世代につなぐプロジェクト」の次の5年間のまちづくりに向けて、作戦会議がはじまりました!

ここまでの「まちを将来世代につなぐ作戦会議」にも、たくさんのご参加、本当にありがとうございます。いよいよ10月の発表会に向けて、アイデアや計画案をより具体化しようと奮闘してくれている方もいるかと思います。皆さんの検討プロセスを少しでもサポートできたらと思い、勉強会をいくつか企画しました。ご都合とご関心の合う方は、ぜひご参加ください。

第3弾のテーマは、神山の森林や川をめぐる展示とお話会

つなプロ作戦会議で対話を重ねる中でも特に関心の高かった「神山の森林や農地、川」に関する資料や調査研究などを見ていただける機会をつくります。展示スペースに加えて、ワークショップや映像上映も。また文化財保護審議委員会の方々の協力を得て、同建物内の郷土資料館を案内いただけることになりました。

この機会にぜひご来場ください。

25/9/16追記(9/21さらに追記修正)

【内容】
・神山の森林・農地・川に関する資料展示
・川の小さな水族館 〜鮎喰川編〜 (追加)
・つなプロ、かみやまch映像上映
・滋賀県立大学環境科学部 瀧健太郎先生による
 河川模型を使った体感型レクチャー
・ボランティアガイドによる郷土資料館ツアー
・スペシャリストとのおしゃべりタイム(追加)
・記録映画「ある日 森で、、、」の上映(追加)など

それぞれの開催時間帯は以下の通りです。

※ツアーとレクチャーはいずれも所要時間1時間程度です。
※各企画の詳しいご紹介は、駐車場の案内の下にあるので、ぜひご覧ください。


駐車場について

駐車場は
・鬼籠野公民館駐車場
・旧鬼籠野小学校グランド(※)
・鬼籠野東分  交差点 横 駐車場(※)
の3箇所です。
(※)は、日や時間によって、停められない駐車場もあるので、以下でご確認の上、お越しください。


各企画の詳しいご紹介

「河川模型を使った体感型レクチャー」について(旧鬼籠野小学校1階・保健室)

河川や流域政策を専門とし、鮎喰川に何度も来てくださっている滋賀県立大学の瀧健太郎先生による、学びの場が開催されます。今回は、川の流れや蛇行・土砂の堆積や浸食などによる地形の変化が、目の前で起こっていく様子が体感できる河川模型「emRiver(エムリバー)」を使ったレクチャーを行ってくださいます。emRiverは、万博にも登場し、大人からも子どもからも大好評だったと聞いています。瀧先生や学生の皆さんからの解説を聞きながら、自然の仕組みを学び、これからの鮎喰川や川につながる山のことについて、一緒に考えてみませんか?

※瀧先生は、かみやまchにも2度、登場しています。ぜひ、ご覧ください。→「教えて鮎喰川のこと part1 part2 」

「郷土資料館のガイドツアー」について(旧鬼籠野小学校2階・郷土資料館)
旧鬼籠野小学校には「郷土資料館」があること、ご存じですか?町内で昔から使われていた生活品や衣装、農器具など、今回の展示に関わるものもいろいろ展示されています。今回は、文化財保護審議委員の方々によるガイドツアーを実施していただけることになりました。なかなかない貴重な機会です。何に使われていたものなのか、見ただけではわからない道具としての工夫など、一緒に教えてもらいませんか?

「ある日、森で、、、」の上映について(鬼籠野公民館2階)2013年に制作されたこの作品は、神山で暮らし、神山に生きる人々の姿を追ったドキュメンタリーです。農林業やこの町の風土を守り続けてきた人々への取材を通して、その暮らしぶり、受け継がれてきた知恵や生き方が静かに映し出されています。取材に応じてくださった方々の多くは、今はすでにこの世を去られました。だからこそ残された言葉や姿は、いまを生きる私たちにとって大切な道しるべです。その声に耳を澄まし、この町の歩みと向き合うことで、私たちの暮らしを見つめ直し、未来を考えるきっかけにしませんか。(※2013年当時の上映会の案内ページ

おしゃべりタイム(旧鬼籠野小学校1階・教室)
いろんなスペシャリストが会場にやってきます。ぜひ見かけたら話しかけてみてください。
1)役場の山のスペシャリスト
22日(月)の午後1時ごろには、神山町役場から、山のスペシャリストの登場です。山の「これまで」そして、山の「今」を知っている方から、山にまつわるいろんなお話が聞けると思います。

2)慶應義塾大学SFC・石川初先生
23日(火・祝)の10〜12時ごろに、石川初研究室のみなさんが会場に来てくれます。今回の展示にあたり、慶應SFC石川初研究室にこれまでの研究成果の一部の模型やパネルを提供いただきました。さらには今回のために地形データも用意してくれました。

川の小さな水族館 〜鮎喰川編〜(旧鬼籠野小学校1階・廊下)
神山町は、町全体が鮎喰川の流域にあります。つまり、神山町では、山や森に降った雨も、畑や道に降った雨も、全て鮎喰川に集まって流れていく、そんな場所を流域と呼びます。鮎喰川にはどんな生き物がいるのでしょうか?今回は、鮎喰川でよく見られるお魚たちを小さな水槽で皆さんにご紹介します。もしかしたら、今の季節ならでは⁉︎の大物ゲストもやってくるかも??お楽しみに!

※「とくし丸」も やってきます!
23日(火・祝)12:15頃〜12:45頃、神山町内でも大活躍の移動販売車「とくし丸」がやってきます。(時間は多少前後することがあります)


つなプロ作戦会議の全体像についてはこちら
この会議は、全体スケジュールの中でこの部分↓ 

※チラシはこちら↓

公開日:2025年9月9日

アバター画像

高田 友美

静岡県浜松市出身。神戸→東京→スウェーデン→滋賀を経て、神山に移り住みました。神山つなぐ公社では「コミュニティ・アニメーター」として、主に大埜地の集合住宅とすみはじめ住宅から始まるコミュニティ育成を担当。休みの日はノラ上手に励んでいます。

高田 友美の他の記事をみる