上分（かみぶん）地区で昭和13年に創業し、今年で81年目を迎える西森組。道路を造ったり、崖を修復したりするなど地域の人々の暮らしを支える公共工事を手がける会社が働く人を募集しています。三代目の代表を務める西森規夫（にしもりのりお）さんにお話を伺いました。

“ 今までは近所の人が勤めていました。高齢者が多くなり、人手不足を感じて初めて求人をすることにしました。今は、5人くらいで仕事をしています。

一緒に働く人には道路を造ったり、崩れた崖を修復する仕事をしてもらいます。
私よりも高齢の人もしているので、体力が全ての仕事ではありません。　”

西森さんに崖修復の写真を見せてもらいました。

“ 「できたぞ！これ、おれがやったぞ」　”

仕事のやりがいについて、そう話す西森さん。

“ 土に触れる仕事です。現場は全て条件が違う。経験をもとに工夫や段取りを考えて、その場で対応しながら進めていきます。修復する現場もありますが、何もないところから道路を作るのも醍醐味です。話を聞いてくれる人に来ていただきたいです。ホコリ、汚れが嫌な人は向いていないと思います。”

西森組　事務所風景

西森さんが携わる江田集落の棚田の春の風景