神山つなぐ公社とは?

2015年12月、神山町は地方創生の流れの中、創生戦略「まちを将来世代につなぐプロジェクト」を策定しました。神山つなぐ公社は、このプロジェクトを、スピード感と柔軟性をもって実現してゆくために設立された一般社団法人です。

神山町とそのつながりの中に、
 ・多様な人材がいる
 ・よい関係と、それを支える場がある
 ・新しい活動や仕事がほどよく常に生まれている
状況をめざして、プロジェクトを進めてゆきます。

>「まちを将来世代につなぐプロジェクト」とは?


神山つなぐ公社のメンバー(2025.4現在)

 

代表メッセージ

私たち「神山つなぐ公社」が一翼を担う、創生戦略|まちを将来世代につなぐプロジェクトの
第2期(2021~25年度)が始まりました。

5年目の節目(1期最終年)に、町役場と住民や出身者など多くの方々が、
「いま、まちで暮らす人々のためにできること」「将来世代のためにやっておきたいこと」
を話し合い、考えられた施策群です。

「まちを将来世代に…」という長期的な取組みで大切なのは、
地域の人びとが、そのときどきに必要なことを話し合い、実際に取り組んでゆくこと。
第2期では、よりよいかたちで世代交代が進み、
価値を積み重ねていく中山間地域の創造を目指します。

まちの一員として、先人から受け取った
「あきらめず」「いきいきと、楽しみながら」「とにかくやってみる」
姿を、次の世代に見せられる存在でありたいと思います。

 2021年5月 代表理事 馬場達郎 

 
 
 

【代表理事】

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馬場達郎 Tatsuro Baba
1983年神山町生まれ。6年間の地元銀行勤務の後、神山町役場に入庁。総務課の地方創生担当者として、神山町創生戦略・第2期の施策づくりをまとめる(2020年度)。2021年度からはその実行にむけて、神山つなぐ公社に出向。将来世代の可能性が広がる神山を、多様な人々との協働を通じて実現したい。

【業務執行理事】


梅田 學  Manabu Umeda
大阪府堺出身。ウェディングプランナーを経て、ブライダル業界の人材を育てる、専門学校で講師・就職担当として学生をサポート。さらに教育の分野で、知識・経験を深めたいと思い、ひとづくり担当として、神山町に移住する事を決断。学生がまちの文化、豊かな自然、多様な人達と関わり、その中で学びが生まれる場づくりをしていきたい。

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高田友美 Tomomi Takada
静岡県浜松市出身。大学では住民主体の環境保全運動やコミュニティ開発を軸に学び、滋賀県の建設会社で「小舟木エコ村」プロジェクトの推進や、滋賀大学の特任教員として地域・企業とつながる学びの場づくりに携わってきた。公社では主に「すまいづくり」を担当。もともと神山に住んでいる人や新たに移り住んできた人たちが、学びや体験・遊びを共有できる場であるコミュニティを育んでいきたい。

【監事】

高橋幸次 Koji Takahashi
徳島県庁で林務関係の仕事一筋で38年勤めた後、故郷である神山町の林業活性化協議会の林政アドバイザーとして、神山町産材認証制度の立ち上げや森林ビジョンの策定に尽力。退職した現在は、自伐林家として、また森林インストラクターとして、神山の森を少しでもよい状態にしていきたい。


【スタッフ】
 
安心な暮らしづくり担当
田中 泰子 Yasuko Tanaka
徳島県徳島市出身。北海道で10年間、こどもたちとの活動に携わる。Uターンを機に神山で暮らし始め、神山塾、地域おこし協力隊を経て、地域包括支援センターで生活支援コーディネーターに。高齢者の困りごとや、地域にある社会資源の聞き取り調査に携わってきた。新たな支え合いの構築やしごとづくりにあたり、地域包括支援センターと神山つなぐ公社の二つの組織で働くことを活かし、幅広く活動をしていきたい。


ひとづくり担当
秋山 千草 Chigusa Akiyama
東京都練馬区出身。小学生の「放課後」を豊かにするNPO組織で、複数の地域や住民を巻き込んだ体験プログラムの企画・運営を行い、多様な大人が子どもに関わる環境をつくってきた。神山町で教育に関わる働きに魅力を感じて移住を決意。多様な大人が身近にいるこのまちで、自分自身も楽しみながら人や組織の可能性を広げる関わりづくりをしていきたい。
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ひとづくり担当
兼村 雅彦 Masahiko Kanemura
沖縄県西原町出身。2014年に神山町に移住。神山塾、映像制作会社を経て、2019年から高校生の寮「あゆハウス」にハウスマスターとして関わる。移住と同時期から上分江田集落でのお米づくりにも携わり、現在は「エタノホ」として活動中。あゆハウスで過ごす高校生活3年間、この町を最大限感じられるようサポートしていきたい。

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関係づくり担当
三好 絢野 Ayano Miyoshi
東京都・あきる野市出身。昨年、夫と3人の子どもとともに神山に移住。婦人服の企画製造販売会社で働いたのち、都立学校(特別支援学校)に家庭科の教員として勤務。子どもを取り巻く衣食住に関心があり、彼らが日々の体験や学んだことを、いかに実生活で活かせるかということを日々考えている。時代とともに変化する子どもたちの暮らしが、より豊かなものとなるよう、見守り、育てていきたい。


関係づくり担当
岩丸 智子 Tomoko  Iwamaru
県西部に位置する池田町出身。夫の故郷で子育てをしたいと思い2019年に神山での暮らしを始める。町内NPO法人で神山のことを学び教わり、現在は鮎喰川コモンの運営に関わる。公私ともに、情に厚く面倒見の良い神山人の恩恵をたっぷり受ける日々を過ごしている。豊かな自然に囲まれ、多様な大人が身近に居るこの地で、まちの子どもたちが真っ直ぐに成長していくことを切に願い、また神山にもともと暮らす人たちと、移り住む多様な人たちが分かち合い共に育み合うことを密かな野望としている。


すまいづくり担当
小池 裕子 Hiroko Koike
神奈川県横浜市出身。学生時に造園や都市計画等を学んできた。神山には、農地の石積みの修復活動をする「石積み学校」に参加した際に数回来訪したこともあり、転職を機に2022年5月に移住。公社では景観計画の担当をする。神山にどっぷり浸かり、神山のことを知り、沢山の方と話し、将来つないでいきたい神山の風景について考えていきたい。


ひとづくり担当
米田 若菜 Wakana Yoneda
徳島県阿南市出身。前職では、福島県の震災後に開校した高校で、総合的な探究の時間の授業づくりを担当する。地元徳島で、地域の教育についてより深めたいと考えていた際に公社と出会い、神山に移り住むことを決める。自分自身も学びながら、みなさんと一緒に学びの場をつくっていきたい。


ひとづくり担当
湊 洋平 Yohei Minato
徳島県阿波市土成町出身。徳島県庁で18年にわたり、国際交流、観光、教育、公共事業、医療など様々な分野に携わり、在職中のカンボジアでの駐在では新しい環境や人に出会う楽しさを知る。2023年に神山町へ移住したことをきっかけに、神山のまちづくりに強く心を惹かれ公社への転職を決意した。公社では主にまちの教育や国際交流を担当。神山の豊かな自然や多様な人が居る環境から、大人や子どもが互いに学び可能性が広がることで新しい何かが生まれる、そんなまちづくりをしていきたい。


ひとづくり担当
中村 奏太 Sota Nakamura
神奈川県横浜市出身。学生時代は1次産業から6次産業までの流れや、環境教育を通じて子供の教育について学ぶ。学生時代にご縁があり、神山と出会ったのがきっかけで興味を持つ。主な担当は高校生の寮「あゆハウス」にハウスマスターとして関わる。自分自身も高校時代は寮生活だった経験を活かし、共に暮らしを作っていきたい。

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会社概要

一般社団法人神山つなぐ公社
Kamiyama TSUNAGU Corporation

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設立年月日 2016年4月1日
事業内容 神山町・まちを将来世代につなぐプロジェクト

〒771-3311 徳島県名西郡神山町神領字本野間100(神山町役場内)
TEL/FAX 088-603-8184
MAIL contact@tsunagu-local.jp