12月は、『神領小学校1年生の野菜でランチ』がひらかれました。この取り組みは、子どもたちと一緒に「野菜を育てる、かま屋に卸す、かま屋で食べる」をやってみようという試みです。

子どもたちは種をまき、育つ姿を見守り、旬の時期に収穫する。畑で採れたばかりの野菜を、しっかり味見して届ける。受け取った料理人は、野菜をみながらメニューを考えたと聞きました。収穫した野菜を余すことなく使いきるかたちで。


筆者は、ちょうどランチの日に子どもたちと先生が「いただきます!」をして食べているときに居合わせたのですが、そのとき感じたことを体や言葉で表現していて、エネルギーが溢れている感じ(そのとき流れてていた音楽に合わせて踊っている子たちもいた)。食堂の中の空気感がとても気持ちが良かったのを覚えています。「農園サラダ」おいしかったなぁ。


どんなふうに野菜が育つのか、料理されたときどんな変化がおこるのか。どこか一部だけに留まらず、全体に触れている様子が健康的だと感じました。素材や味付けだけでなく、誰がつくっているのかが見えていることも。おいしいランチ、ごちそうさまでした。

フードハブの近況や取り組みは『かま屋 通信』2020年1月号をお読みください