
移住支援と空き家活用について寄稿しました&茅葺きWEEKに参加してきました
住まい2025年9月25日
移住交流支援センターの伊藤です!
一般財団法人地域活性化センターさんからのお声がけで、NPOグリーンバレーの移住支援について、月刊誌「地域づくり」9月号に寄稿させていただきました。
神山塾きっかけでグリーンバレーに入って、いつの間にか10年経ったのを振り返りながら、NPOグリーンバレーがやってきた移住支援を自分なりにまとめてみました。お時間ある方はぜひご一読ください。
「地域づくり」9月号の特集テーマは「空き家の有効活用」ということで、神山町を含む10地域の取組みが紹介されていました(ウェブ版)。
実は今から10年以上前、神山でのサテライトオフィス誕生の起点とも言えるブルーベアオフィス改修のときに、神山町は地域活性化センターさんから助成金をもらっていました。ブルーベアオフィスと言われてピンと来ない方もいるかもしれませんが、(株)ソノリテさんが神山オフィスとして利用中の古民家オフィスのことです。
改修当時の様子を知りたくて情報収集していると、昔の神山日記帳や、議会だよりを発見!空き家が神山に変化を生み出しているワクワク感が、いま読んでも面白いです(議会だより、なんか今より読みごたえあり!)。
拙文の最後にもふれたように、2年前にNPOグリーンバレーで宅地建物取引業免許を取得してからは「NPO×不動産業」の可能性を模索中。10年20年前に比べて空き家関連の取組みが全国で広まったからこそ、NPOだからできるワクワク感ある空き家活用を、あらためて目指していきたいですね。
話題を変えて、こちらの写真は神山ではなく、9月初旬に訪れた兵庫県西宮市の古民家。
武庫川女子大学の学生サークル「古民家族」さんが主催する「茅葺きWEEK」に、佐藤くんと1日だけ参加してきました。神山でもよく見る、茅葺きにトタン被せの屋根ですが、そのトタンをはがして茅葺き屋根を再生中。代々の学生さんが毎年少しずつワークショップして、10年かけて茅葺き古民家を1棟再生させたりしているそうです。
10年って・・・意味わからない、と思いましたが、10年かけて再生するから生まれるものもある、これもNPO的な空き家活用だなと、帰りの車で思い直していました。
想像力、創造力が駆り立てられるステキな取り組みでした!

移住支援センター
物件紹介から交渉、契約、地域への順応支援にいたるトータルサービスを提供。 「こんなところに住みたい」という移住希望者の要望と、「こんな人に来てほしい」という所有者や地域住民の仲介役を果たします。 「これがダメなら、あれはどう?」というような不動産屋さん的な対応はしません。 最適で、最善の組み合わせを実現するため、一件一件に時間をかけます。 家探しには忍耐が必要です。その忍耐力をお持ちかどうかも、マッチングの大きな要素となります。
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