徳島県神山町で有機農業を始めてみませんか?農業研修生を募集しています。/株式会社フードハブ・プロジェクト

募集中2022年5月2日

「神山で働く」編集部

投稿者:「神山で働く」編集部

将来の生業として、この神山町で一緒に農業に取り組んでくれる仲間を募集しています!

2年間の農業研修を経て独立就農するまで、神山町役場と連携した研修プログラムについてご紹介します。

株式会社フードハブ・プロジェクトとは?

農業者の高齢化、後継者不足による耕作放棄地の増加、それにともなう鳥獣害の被害などが大きな社会問題になっています。

神山町の農業従事者の平均年齢は71歳。

そんな日本のどこの田舎にでもある課題を「小さいもの(少量生産)と、小さいもの(少量消費)をつなぐ」というシンプルな活動を通じてみんなで解決するため、民間と役場が立ち上げた農業法人です。

地元、神山町にて、農業(生産と農業研修)、加工品製造、食堂、パン・食料品店の運営、食農教育などを運営しています


自社食堂かま屋のランチ


原材料から自分達で作る加工品


自社の小麦や野菜を使ったパン

フードハブの紹介動画(https://youtu.be/aIrrv7rEoQw
食堂かま屋の紹介動画(https://youtu.be/06mIUCBGzEc

 

つなぐ農園(自社農園)について

有機栽培の少量多品目(年間20品目ほど)の柱となる野菜を中心として、加えて研修生の希望する野菜や果樹を一緒に考え、生産しています。また、稼ぐ農業という目線だけではなく、環境整えたり、景観を維持したり、社会的農業(社会・公益性のある)農業についても実践していきます。


30代中心の若いメンバー

有機栽培でも比較的作りやすい通年栽培の軟弱ハウス


露地栽培の人参


食を豊かにする多品目の野菜


農業研修と就農支援について

年間最大2名を受け入れ、2年間の研修期間を設けています。

農業次世代人材投資資金準備型の研修法人として認定を受けていますので、研修生は生活費として国から最大150万円/年を受け取りながら、農業研修に集中して取り組むことができます。

学校のように一方的に教えてもらう研修ではなく、OJT( On the Job Training)研修を採用し、日々の実践の中から生産技術と農業経営を学んでいきます。また、BLOF理論(生物調和性農業理論)をベースとして、土壌の状態を数値化することによって、初心者でも理解しやすい方法で、学んでいくことができます。

なお、2年間の研修終了後は、独立就農、つなぐ農園に残って引き続き研修の実施など、それぞれと話し合いながら、就農プランをたてていきます。なお、独立就農の場合は、農地の斡旋、引き続き農業技術や経営サポートをおこなっていく体制を準備しております。また、つなぐ農園を中心とした農家の団体「Tunagu Farmers」を核として、営業、流通、技術研修、機械の共有などをおこない、共に支え合う体制づくりをおこなっております。


農業用機械の実地研修


ベテランの指導責任者


自ら考える力をつけるための研修

農業研修の紹介動画(https://youtu.be/5nyAR7NmIGE

 

農業研修卒業生の先輩農家

研修生1期生の松本直也です。私は、2018年4月に家族で神山に移住しました。

私たちは研修生1期生として、家族で神山に移住しました。
前職では化粧用具の製造や開発業務を17年間しており、自分のやりたいように任せてもらえる社風で、海外出張も多く大変やりがいはありましたが、ここから昇給していくには部下のマネージメントが必要になってくる事が、プレーヤーでいたい自分は少し違和感を抱き始めていました。自分が携わった製品が店頭に並ぶ喜びもありましたが、もっと一から自分の手を動かして物作りがしたいという思いを捨てきれず、第一次産業である農業を生業にする事を決めました。

大阪生まれ大阪育ちの自分は親が農家というわけでもなく、全くの未経験。小さい子供も二人いた為、きちんと研修を受けて始められる場所を探しました。妻はもともと食に関心があり、どうせやるなら自分の子供にも安心して食べらせられる有機農業をして欲しいという思いがあり、探している中でたまたま見つけたのがフードハブ でした。

新規就農者が困るのは「販路」と「農地」だとよく耳にしたのですが、ここなら研修中に農地も探してもらえ、販売先も一緒に出荷できる点が魅力だと感じました。まだ新しい会社なので、研修制度の完成されたノウハウがあるわけではありませんが、OJTで実際栽培しながら学んでいくので、自分の意欲次第で、独立後を見据えた研修期間にする事ができます。農業は体力勝負だと思われがちですが、実際にやってみて「計画・実行・観察・行動」がとても大事な要素だとわかりました。自分は製造現場や、新製品立上げまでの工程管理の経験がかなり生かされています。

農業未経験だと不安もあると思いますが、今までの仕事の経験が生かされることは必ずあると思います。

まずは計画を立てて、やるべきタイミングに必ずできる実行力、観察して変化に気付いたら行動を起こせるかどうか、その繰返しができる人なら大丈夫です。フードハブ では年間の作付けスケジュールを立て、予算も決めて運営しています。神山の農地を受け継ぐ為には、自給自足ではなく仕事として成立してこそ継続していけると考えている為です。

実際、夏の暑い中終わりのない草刈りをしたり、収穫後は泥だらけでマルチを片付けたり、体力的にキツい事ももちろんあります。でも美味しい作物を育てる為、ひいてはここで農業をする事の意味をモチベーションにできる人なら楽しめるのではないでしょうか。

田舎暮らしについては、ネガティブな話も聞いていたので不安もありましたが、神山町は30年以上前から国内外のアーティストを招いて作品を残してもらう活動をしていたり、ITのサテライトオフィスがあって移住者が多かったり、色々な職業の人がいて子供の人数も各学年に1クラスはあったので、子育てするにも良さそう、何だか楽しそう!という〝ワクワク感〟で決めたところがあります。

実際に暮らしてみて、色んな仕事をしている人がいるのはお互い刺激になるし、子供が関わる大人の年齢や職業の幅がぐっと広がりました。また大阪では子供が周りに迷惑をかけないように常に気を使っていたので、「子供の声がすると活気が出てええわ」と地域の方に言ってもらえ、皆さんに顔を覚えてもらえてる中で子育てできるのは安心感があります。

また消防団に入ったり、地域の活動に参加してお話する中で、この土地への愛着も自然と増していきました。旬の食べ物を頂き、季節の移り変わりを感じる事ができる神山で、日が暮れたら仕事を終え、家族で食卓を囲める暮らしは自分たちには合っていました。

大きな決断ではありましたが、あの時勇気を出して一歩踏み出して良かったと思っています。

 


農業研修生募集要項

募集人数 2名/年程度
研修期間 2年間(最大)
開始時期 個別相談にて決定
募集要件 年齢 18〜43歳未満(ただし、研修終了後の就農予定時の年齢が、原則45歳未満の方)
   心身共に健康で、農作業に無理なく従事することができる方
   研修終了後、神山町において5年以上居住と農業経営をおこなえる方
   研修終了後、農業で生計を立てていこうと思っている方
   (自給的農業を求められている方は不可)
必要資格 普通自動車運転免許(AT・MTのいずれか)
刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育(研修期間中に受講でも可)
研修内容 研修時間 6日/週、8時間/日 ※季節変動有
住宅 研修生寮完備 月額15,000円(水光熱費、インターネット、管理費別途)
研修までの
流れ
募集フォームから申し込み(下記QRコード)→書類選考→1次面接(神山・WEB)→2次面接(神山)→研修開始
問い合わせ先 (株)フードハブプロジェクト 共同代表取締役 白桃 薫(しらもも かおる)
TEL 088-676-1011(月〜金の日中に限る) E-mail:recruit@foodhub.co.jp
募集フォーム
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