
森の学校みっけの未来を共に創るインターン募集
募集中2025年7月3日
開校から4年目の成長期真っ只中の森の学校みっけで、子どもと関わる現場インターンと代表と共に働く寄付・広報インターンを募集します。
森の学校みっけは「人と人」「人と地球」のつながりを紡ぐオルタナティブスクール。開校から4年目を迎えて学校に通う小学生は22人まで増え、にぎやかな日々を送っています。
子どもたちは、ある時は職人のような顔つきで木を切ってスプーンをつくったり、ある時は水色に輝くカンタロウミミズの道案内で山を登る冒険に出かけたり。決まった時間割のないみっけでは、自分や仲間の興味関心を拠りどころに、森で遊び、生命に触れ、「今この瞬間」にどっぷり浸って過ごします。
私設の学校ですが、子どもたちは公立小学校に在籍しており、みっけに通うことで出席日数がカウントされています。町内の各学校や地域との連携も盛んで、地元の小学校との合同授業に参加する機会があったり、高専のイベントに出店したりと、小さなまちならではの関わり合いがあります。
今回募集するポジションは、①フィールドインターンと②広報・寄付インターン。募集にあたり、今年4月から寄付インターンをして働いている加藤碧渚さんに、みっけでのやりがいや学びを話してもらいました。
加藤碧渚
徳島県出身。神山にルーツを持つ。城南高校を卒業後ひとり旅で島々の奥地へ。NPO法人みっけで2025年4月より3ヶ月間、現場・寄付インターンとして活動。
なんでみっけを選んだ?
小さな頃から『地球と一緒に微笑みたいなぁ』という想いがなんとなく根っこにありました。見たい地球の景色は当時から見えていたようで、その景色とリンクする部分をみっけに感じたのがきっかけです。
この借り物の体で、借り物の大地でどう生き、どうお還しするのか。という問いへの道標にも感じました。
みっけに出逢えたきっかけは旅で巡り合ったフィリピンの小さな島から始まったご縁で
地球と人々の調和と循環が起きている島で出逢った方は偶然か、必然か、神山の方でした。帰国後招いていただいた神山町の森の学校。それがみっけでした。
みっけではどんなことをしている?
子どもたちに近いフィールドでは、移ろう季節の中で彼らの好奇心や発想力に驚かされます。日々メンターの間でも変容が起きているまるで有機体みたいなチーム。
そんなライブ感のある現場を支えるのはオフィスワーク。例えるなら糸車がスムーズに回るように土台づくりや油差しをしているイメージでした。
インターン期間中、クラファンチームにもジョインさせていただきました。新しく大きなビジョンを叶えるチームプレーの葛藤。なんてことなさそうな井戸端会議にこそ余白があり独創性があると価値を感じて『最近子どもたちこうだよ』『オフィスはここにつまずいてるんだ〜』『こんなのしたら楽しくない?』と対話をすることでひとつの大きなビジョンをチームで叶えること。を学びました。
学校という環境でインターンするのは初めてだったけど、どう?イメージしてたものと違う?
初めての場所で知らない自分に出会うことが好きなので、日々幸せです。
イメージする暇もなくご縁に運ばれてきた、というのが正しいかもしれません。
気を緩めば無限に遊べる。でも子どもたちと日々の中で対話をしながら深めていく場所でもあるし、わたしはそのポジションとして今ここにいる。
子どもたちの発想を引き出すための余白を作り、彼らの感性の中を探検していく。
自分も學びが多く、 彼らが深掘り創造的であれる環境を整えることも同時にする。大人の子ども心がその場の可能性を狭めることもあれば無限に広げられることもある。そのポジションで揺れることは毎日ありました。でもその振り幅が、私の見たい世界のビジョンを広げ、深めてくれたような気がします。
みっけを他の人に説明するとしたら?
みっけはイマココ、内側にある宝の種にそっと気づき、種を蒔き、毎日どうやったら花が咲くかなぁって考える場所かもしれません。
宝の種
というのもたくさんあって。
『命を支えてくれてるものとの結を感じられること』『この地球で生きるための智慧』『わたしの命が喜ぶことを実現する可能性』とも言い換えられる。
この宝の種は、人生を歩む中で、あとから道で拾うもの、と思っていましたがみっけで気付かされたのは『もうすでにあなたの中に、今日この瞬間に宝の種はあるんだよ』ということでした。
みんながそれぞれの中に宝の種をいくつも持っている気がします。
みっけに来てから、その存在に気づけた種がたくさん。まだまだ気づけてない種を探しながら、その種を生かす土を耕し、地球の声に問うて、見つかった種を蒔き、その花や枝を育んでゆく。
それぞれの宝の種を育むための豊かな大地。
それがみっけなのではないかなと思っています。
ここで得たスキルや経験は将来どう活かしたい?活きると思う?
旅の道中、ある人に贈っていただいた言葉があります。
『人は存在するだけで波を発してる。
どこかからやってきた波も
みなぎを通して新しい波になる。
どんな波を発したいのか、考えて生きてみて。』
みっけと交わったその日から、その環に身を置いた瞬間から、
わたしはみっけの波を受け取っていたと思います。この波は私を通してどんな波で伝わっていくのでしょう。
いつかは故郷の佐那河内村に還り、生きたい。
今までの旅路で受け取ってきた波の結晶を、この地球に目に見える形で創りたい。
そのときみっけの大波が目の前に現れるのを確信しています。
どんな世界を描けるのでしょうか。
今回の募集ではどんな人が合ってると思う?
オフィスもフィールドもどちらも行き来してみたい方にもおすすめです。
子どもの場所を
どうやって運営し循環させ、変容しつつ持続させていくのかを知ることは
今後の世界で生きていく上でも大切なことのような気がしていて、
みっけはその方法を実地で体感できる貴重な機会だと思います。
当初わたしは「詳しい森の知識もない」「オフィスワークしたことない、大丈夫かな」と思っていました。
いろんな経緯や個性がある人たちが溢れる中で、絶妙なグラデーションが生まれてるみっけ
みっけの環にいるひとはみんな、ありのまんまのわたしを受け入れ、ありのまんまで向き合ってくださります。
みっけに何かを感じたあなたも、神山の風に誘われてみるのも素敵かもしれません。
寄付・広報インターン募集要項
雇用形態 |
業務委託業務 |
勤務地 |
在宅、又は徳島県名西郡神山町神領南上角257 |
給与 |
なし。 |
勤務時間 |
週16時間、2ヶ月以上 |
仕事内容 |
・マンスリーサポーターのフォローアップ
具体的な課題例: |
必要な資格・経歴 /求める人物像 |
・基本的なパソコン作業が可能 |
勤務開始予定 |
2025年9月〜 (期間 応相談) |
募集期間 |
2025年7月〜 採用決定次第終了 |
応募について |
応募について以下のフォームよりご応募ください。
求人に関するお問い合わせ |
フィールドインターン募集要項
雇用形態 |
業務委託業務 |
勤務地 |
徳島県名西郡神山町神領南上角257 |
給与 |
なし。 |
待遇 |
〈保険〉スポーツ安全保険 |
勤務時間 |
2週間以上〜(長期で働ける方を優先) |
仕事内容 |
・子どもの活動や在り方のサポート、安全管理 |
必要な資格・経歴 /求める人物像 |
・主体的に創造的に物事に取り組める人
歓迎条件 |
勤務開始予定 |
2025年9月〜 |
募集期間 |
2025年7月〜 採用決定次第終了 |
応募について |
応募について以下のフォームよりご応募ください。
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