2019年5月から、プロジェクトのいまを「ほぼ月報」という形で毎月お届けしていきます。「しごと」では、神山で空き家になっていた元縫製工場を改装したコワーキングオフィス「神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス」、町内にある仕事や求人情報を発信する「神山で働く」を中心にご紹介していく予定です。新たな試みを見守っていただけると幸いです。

●はじめに|「神山で働く」ができるまで

近年、企業によるサテライトオフィスの開設、新しいお店のオープン、移り住む人の増加など、町内には多様な仕事が生まれています。一方で、神山に暮らしていると「町の中には仕事がない」と耳にすることも。「神山で働く」編集部が実際に町内を訪ねる中で、正社員、パート、アルバイト、お手伝い、リモートワークなど、様々な形で働き手を求める会社やお店がありました。しかし、仕事はあっても情報が得られにくい状況が生じていました。

神山に関心のある大学生インターンを求める声、サテライトオフィス誘致の検討、地元の農家さんから継業の問い合わせがあったことなど、仕事につながる様々なケースがありました。次いで、町内の医療・福祉分野の担い手が集まらない状況を解決しようという動きも重なりました。そこで2018年4月、グリーンバレー・商工会・神山町地域包括支援センター・神山つなぐ公社の4団体による協議を行い「神山で働く」が誕生しました。

2018年6月から、大学生インターンや福祉施設だけでなく、町内にある求人情報を収集・発信しています。地域の中で働く人が増えることで、まちや人がよりいきいきとなる姿を目指しています。神山町で働きたい方、求人の相談や募集をしたい方は、どうぞご覧ください。

「神山で働く」の詳細はこちらから
神山で働くとは?

次回は、神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックスについてお届けしたいと思っています。