KAIR 2013 春の展覧会

アート2014年4月8日

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投稿者:Art in kamiyama

KAIR2013は秋の展覧会を持って終了しましたが、この春、招聘作家のSusken Rosenthal(ドイツ)と、阿部さやかが再度来訪し、4月19日(土)、20(日)の2日間、作品展示をいたします。
秋の時点では、寄井座の室内での展示のみだったSusken Rosenthal の作品「Clouds」をこの度、神山の自然の中に屋外設置いたします。
2日間だけのオープンではありますが、春の神山をアート作品と共にお楽しみください。

【会期】2014年4月19日(土)、20日(日)10時~16時

【作品&同時開催】

劇場寄井座(神山町神領字北)★アートマップ入手可能
Nik Christensen “Kagami”2013
阿部さやか “うめぼしポートレート”2013

下分(屋外展示)
Susken Rosenthal “Clouds”2013

隠された図書館(神山町神領字西大久保)★アートマップ入手可能
出月秀明 2012・・・オープン・ライブラリー デイ
いつもは鍵がないと入れない図書館ですが、オープン・ライブラリー デイとしてオープンしています。

里山みらい(神山町神領字本上角100-4)★アートマップ入手可能
「お茶とアートと本」
阿部さやか “やまやまくるくる”
神山アーティスト・イン・レジデンス アーカイブ
→過去招聘作家のアーティストブックやカタログ展示

※上記の 「★アートマップ入手可能」箇所(劇場寄井座、里山みらい、隠された図書館)にてアートマップを入手して、会場をまわってください。

 【アートツアー】

4月19日(土)13:30~
13:15 神山町役場駐車場 集合
13:30 出発
作家たちと一緒に作品を巡りを楽しみましょう!
※ 予約不要、参加料無料

→ Google Map

【お問い合わせ】 KAIR実行委員会
Tel:088-676-1177
緊急連絡先:090-1573-4681(杉本)
email:info.gvi(a)gmail.com
※(a)を@に変えて送付ください。
または、こちらのお問い合わせフォームをご使用ください。

【KAIR2013 招聘アーティスト】

Susken Rosenthal
ローゼンタールの作品の基本テーマは空間と知覚の探求である。彼女の大規模なインス タレーションは公共の空間で主に短期展示の作品として展示され、周辺の環境や建築、社会的な側面や自然状況などリサーチしたことをもとに設計される。特定 の場所に設置した作品は周辺の風景と呼応しながら、見慣れた風景を一変させ、そばを通りがかる人々は、超現実的な体験をしているかのような感覚に陥る。
彼女の屋内のインスタレーションは知覚や空間をより抽象的なレベルで扱った作品となる。国際的なパブリック・アートプロジェクトのキュレーターとしての活 動も、自らの創作活動と密接に関係している。また、ベルリン郊外の田舎を拠点にしたアーティスト団体「Kunstpflug e.V.」のアートディレクターも務める。ベルリン芸術大学(旧西ドイツ)卒業。現在はベルリン・ブランデンブルク州に在住し、活動中。

Nik Christensen
イギリス生まれ、オランダ育ち。アムステルダムのヘリット・リートフェルトアカデ ミーで学ぶ。自然、とりわけ、自然の中の人間の存在が常に彼の作品の重要なテーマとなっている。破壊と復活の二面性や、現実と空想の対立を探求することに 興味があり、一見ありふれたものに新たな解釈を加えて表現する。古風な風景写真から映画まで、さまざまな画像をもとに、墨と紙で、大規模なモノクロのド ローイング作品を制作する。単純な道具と墨独特の技法で、次の瞬間への緊張感を与えながら、一瞬の静(静止感)を作り出す。現在はアムステルダムに在住し、活動中。

阿部さやか
三重県出身。 多摩美術大学工芸学科(工芸学科陶プログラム)卒業。オランダへ渡り、リートフェルトアカデミー卒業。その後文化庁新進芸術家海外研修員としてサンドベル グ大学院にて応用美術修士を取得する。作品制作の過程では、実際に出会った人、場所から始まる一つひとつのストーリーに存在する相反するものごとを、私自 身を近い距離に置くことで、それらを探ってきた。 例えばオランダ人の初老の女性宅に滞在し制作した‘マリアシリーズ’では、体験を等身大の布の上に表現し、彼女のストーリーをひも解く作業を行った。鑑賞 者に振り返るきっかけを作るため、その時の展示場所に合わせて、触感、照明、音などを使い五感を刺激する方法で展示を試みている。オランダ在住。