神山アーティスト・イン・レジデンス2014

アート2014年11月5日

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投稿者:Art in kamiyama

8月21日からスタートしたKAIR2014は、11月4日の展覧会最終日を持ちまして終了いたしました。ご協力いただいた皆様、また展覧会へ来訪いただいた皆様へ心よりお礼申し上げます。

会期は終了いたしましたが、大粟山「創造の森 アートウォーク」でのStuart Frostの作品はご覧いただくことができます。
アートマップは神山町農村環境改善センターにて入手ください。
駐車場から作品まで20分ほど山の中のハイキングコースを歩きます。どうぞ歩きやすい靴、服装でお越しください。

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作品展覧会 10月26日〜11月3日(→詳しくはこちらから
★展覧会期中のボランティアを募集しています。(→詳しくはこちらから

【KAIR2014 招聘アーティスト】

Stuart Frost
Wytske Van Keulen
三木優子

→アーティスト・プロフィール

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【スケジュール】

► レジデンス期間:2014年8月21日~11月6日
► オープンアトリエ:9月28日(日)
► 作品展覧会:10月26日~11月3日
► アートツアー:10月26日(日)

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【アーティストについて】

Stuart Frost
スチュアート・フロスト(イギリス/ノルウェー在住)

「場所」の観念や発想というものがスチュワート・フロストの芸術活動においての核となっている。それは作品のコンセプトともなり、制作の出発点としての役割を担っている。
サイト・スペシフィック・プロジェクトという行く先々の国で特定の場所を見出し、その場所に応じた作品制作を行う。制作する上で、歴史、地形、構造物、文化、素材など、その場所特有の性質や特性を選別しながら、「場所」を模索していく作業を行い、それらの多様な関係性が元となり、風景の特殊性、そこにある自然、物理的特性、環境への排他性や、その土地の文化、昔から伝わる神話、歴史などの関連性が作品に表現されている。さまざまな素材を用いて、それらの持つ独自性や性質を活かしながら制作を進めていっており、鑑賞者は作品を通じて素材の新しい一面を見ることとなる。本来の使用法を無視することにより、人々の物の見方をいっそう研ぎ澄ますこととなる。
イギリス、バース生まれ。ロンドン国立美術大学卒業。現在はノルウェーの大学にて美術教授を務める。

©Stuart Frost

Wytske Van Keulen
ヴィチケ・ファン・クーレン(オランダ)

ヴィチケ・ファン・クーレンはさまざまな理由から、社会とは離れてそれぞれの人生を生きる人々を写真を用いて表現している。彼女独自の記録方法は、シンプルでありながら共感を持てるものであり、人里離れた場所や社会からの孤立というテーマは変わることなく存在している。それらのテーマにより映し出される作品は実存する無力感の兆候(しるし)として啓示される。より綿密に観察することにより、その人々の置かれている状況というのは必ずしも引きこもっていたり、社会から強制的に排斥されたものではないと理解することができるという。これらの2者の置かれた複雑さと繊細さの双方を切り出し表現するということは彼女の制作において重要なプロセスとなっている。
オランダ、St.Joost写真学科修士課程修了。主に長期のドキュメンタリープロジェクトに取り込んでおり、アーティストブックの出版やスライドインスタレーションとして展示を展開している。2008年には自費出版となる「 We would come to doubt everything. And almost everyone would come to doubt. 」を出版。2014年1月にはベルリンのKominek Booksより「Sous cloche」を出版。現在はアムステルダム在住。

©Wytske van Keulen

三木優子 (大阪/アメリカ在住)

大阪府出身。ノートルダムダナムール大学美術学士号、カリフォルニアサンノゼ州立大学美術修士を獲得。彼女の作品はカルチャーアイデンティティーの問いに関して心理的変動を動物のモチーフを使い訓戒説話的に表現する。テーマはメタモルフォ-ゼ、帰属化、個人と全体意識の二面性である。人が変化の過程で新しい自分を形成していくプロセスを抽象的な要素を組み入れながら具象的にドローイング、インスタレーションで描く。その変動の過程で人間が境界を超え新しい価値観を見いだす可能性への問いを追求する。現在ベイアリアバークレー市に在住、活動中。

©masako miki

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【作品展覧会 期間について】

2014年10月26日(日)~11月3日(月)までの9日間
午前10時~午後5時(最終日は、午後4時まで)

KAIR2014 作品展覧会・アートツアー
10月26日(日)午前10時、道の駅を出発します。
作家たちと一緒に作品を巡りを楽しみましょう!

※展示場所は未定(町内各所)。決定次第、ホームページにてお知らせします。
※作品展覧会期間中は町内各所にてアートマップを配布いたします。

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【課外授業について】

09/19 神領小学校5,6年生 / Stuart Frost
09/26 神山東中学校全校児童 / 三木優子
10/07 神山中学校1年生 / Wytke van Keulen
10/06 広野小学校5年生 / Stuart Frost

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【お問合せ】

神山アーティスト・イン・レジデンス実行委員会(KAIR)
グリーンバレー事務局
771-3310 徳島県名西郡神山町神領字中津132
神山町農村環境改善センター内
Tel: 088-676-1177
Email:info.gvi@gmail.com

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【主催】 神山アーティスト・イン・レジデンス実行委員会
【共催】 特定非営利活動法人グリーンバレー
【助成】
神山町
文化立県とくしま推進会議 文化の力によるまちづくり支援事業助成
公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団
(公財)阿波銀行学術・文化振興財団
【特別協賛】 アサヒビール株式会社

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