三村昌道
Masamichi Mimura

2002年度 神山アーティスト・イン・レジデンス招聘作家
2002/10/1ー2002/11/12 神山町滞在

1965年香川県高松市生まれ。多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。現代美術アーティスト。大学卒業後、高松・広島でデザイン専門学校の講師等をしながら制 作活動を続ける。KAIRではスライド・インスタレーション『Sequence 2002 kamiyama -山-』を制作。彼は『山の写真をスクリーンに映し、なるべくものを考えずに、淡々と連続して見ることで、山のもつ意味よりも形やマチュールと言うふう に、日常の感じ方から少し離れて、単純になってみたい・・・という気持ちで制作しました』と語っている。

Masamichi Mimura 2002

世界の山々を撮った写真集を使って、スライドショーのかたちの上映パフォーマンス。山に来て、山を想った人。山に幾千百の想いあり。吹雪きも、嵐も、そして雪崩や滑落も。神山に世界があるさ。瞑想は夢想の時。眼を閉じてどこも知れない山を見れば、夢のなかでどこへでも飛んでゆけるように。(武蔵野美術大学芸術文化学科教授:新見隆)