
[行こう、鮎喰川!]あゆリーダー、先達と一緒に遊ぼう!
なんでも2023年9月8日
6月、7月と高校生・大学生によるあゆリーダーの研修を実施してきて、
ついに小学生の子どもたちと迎える本番が8月5日に開催されました。
今回の先達はTATSU-G。
もともと小学校の先生をされていた方で、今でもよく川に釣りに行くということ。
今回は、小学校低学年の子ども達も楽しめる
竹で作ったいかだや水鉄砲で遊べるよう、竹をたくさん用意してくれました。
さて、イベント開始直前
子どもたちが続々と集まってきます。 先に川に入って遊ぶ子たちも。
みんな集合したら、声をかけてみんなでワンサークルに!
しかし、小学生の子どもたちがなんだかとってもカチカチに緊張していて
それにつられた高校生大学生のあゆリーダーもカチカチに・・・
子ども達とあゆリーダーでの自己紹介もカチカチ、モゾモゾしながら
「大丈夫かな?」というスタート
でも、「何で遊びたいー!?」の質問に
「釣り!」
「飛び込み!」
と言って、遊びに別れるとなったら、飛び込みスポットにかけ出す子ども達。
釣りチームはTATSU-Gに教わります。
まずは、餌探し。
石をひっくり返して川虫探し。
あゆリーダーからは「気持ち悪い~」という声も!
見本にTATSU-Gがひょいと釣り竿を投げると、
スルッと魚が釣れた!!!お見事!
子どもたちもやってみると、
1人目の子がまたスルッと釣り上げました!
それぞれの子が何回も挑戦します。
子どもたちを見ていたあゆリーダーも
釣りが意外と簡単にできる!ということを認識し、僕もやってみようと密かに後でやる計画を立てていたとか。
一方、飛び込みチーム。
バシャーンッ!と飛び込んでは岩を登り!
高校生女子が1回転して回って見せたり!
しばらくすると、先達たちが作ったいかだにも興味を示し、乗ってみる。
事前に大人たちが乗ると沈んでいた竹のいかだが子どもたちだと4人乗っても浮いている!!WAO!
男の子1人でいかだに乗る子もいて、その姿は船長のよう。
女の子たちは、落ちるのも楽しみつつ、キャーキャー言いながら乗っていました。
釣りのチームは、若手先達から魚のさばき方を教わり、
魚を捌いてみることに挑戦!
今回はまな板とナイフでなく、石で!
1人目は男の子。じーっと見ていた女の子もやってみる。
そうこうしていたら川ガキのりおんが
もりに黒い大きなものを吊り下げて登場!
「ナマズー!!!!」
いつもの遊び仲間の男子高校生がりおんが釣ってきたナマズをさばきます。
この2人の姿を見て、 TATSU-Gも「すごいな~」と後で話されていました!
小さな魚やナマズがさばかれ、スイカや飲み物も用意され、
川の中洲がみるみるうちにキッチン・リビングのように。
素揚げされたナマズを食べた子どもたちは
「あふぃい!おいひい!」と
口に含んでいる間に感想がもれる!
いつの間にかもう一口食べたい子ども達でナマズ待ちの列ができるほど。
近くでは水鉄砲合戦も始まり、ドヒャーと流れる水鉄砲。
竹水鉄砲の威力はすごい!
川の中には飛び込みを楽しむ子
イカダで遊ぶ子
釣りをする子
魚をさばく人
さらに魚を取る人 と
いろんな遊びが同時並行で生まれていて
小学生から60代までが「川」で思い思いに遊んでいました。
最後はみんなで集まって感想タイム。
最初に自己紹介したあゆリーダーと小学生で感想を言い合います。
-楽しかったことは?
「飛び込み!」
-今日の一番は?
「ナマズ美味しかった!」など。
お互いカチカチの出会いから少し変わって、過ごした時間の感想がブワッと溢れ出た様子。
最後にTATSU-Gからは
「川は危険なところだから安全に気をつけて遊んでね。
僕も楽しかったからまた遊ぼう!」
というメッセージをいただきました。
人と人とがつながり合う場はいろんなものがあると思うけど
神山では「鮎喰川」がとても強い繋がりが生まれるなーと改めて感じたこの日。
同じ「川」というフィールドにいながら、やってることは別々だけど
取れた魚をみんなで食べ、同じ空間を共有して
五感を使って色々感じあった今日の思い出が
みんなの中に残るといいな。
小さな子から60代の先達まで楽しめるのが自然のおもしろさ。
個人的には、国際交流でかつて一緒にオランダ行ったメンバーや
あゆハウスで仲良くしてくれてるメンバー、
神山校の高校生たち
鮎喰川コモンで一緒に遊んでた小学生たち
神領小学校の元先生!など
ほとんどがつなプロの活動を通して出会ったメンバー
いろんなところで出会った人たちがここでみんな繋がって一緒に楽しい思い出を共有できたのがすごく嬉しい。
(写真撮影:中川創太郎(城西高校神山校OB))
(書き手:秋山千草)

ikouakuigawa
まちを将来世代につなぐプロジェクトの中の施策2-7「地域の先達にまなぶ、防災教育を兼ねた「子どもの自然体験」の促進」の取り組みを紹介しています。 神山つなぐ公社(田中泰子、秋山千草、中村奈津子)を中心に、高校生・大学生スタッフが運営しています。
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