寄井商店街に新オフィスを置いた大阪のIT企業”ドリームジャック”。 神山とドリームジャックのつながりを育てる人材、募集します。

募集中2022年3月8日

「神山で働く」編集部

投稿者:「神山で働く」編集部

昨年10月、どの会社も新たな投資に及び腰になりそうな時期に、神山町に約5年ぶりに新たなサテライトオフィスが誕生しました。設置企業は、神山にゆかりのある佐藤充さんが社長を務めるIT企業「株式会社ドリームジャック」(本社・大阪市)。神山町寄井商店街の角地にある古民家を改装して、サテライトオフィスを開設しました。

ドリームジャック社は創業10年。社員は約60人で定着率95%という、なんとも居心地が良い企業のようです。

「採用応募者が自分で、面接する側の面接官を選べる」
「忘年会のセッティングなど会社のためにボランティアで動いたら、社内ポイント”ジャックワークス”が付与されて特別手当になる」
「オフィスはカフェのよう。社員には固定の机がない」

制度面からも自由な社風が感じられます。「ドラゴン課長」シリーズ、部屋をフィールドにゴルフをプレーする「Room Golf」など、ツボにはまるゲームアプリの開発も楽しそうなお仕事です。これだけ聞いていると、若くてポップな会社のイメージができあがっていきますが…。

しかし。
実は会社が主に扱っているのは、金融、特に保険など大手企業の基幹システムなのです。IT企業の中でも特に慎重さと堅実さが求められる分野です。

「遊ぶところは思い切り遊び、抑えるところを抑える」、そんな柔らかさと、実直さを兼ね備えた空気感が、急成長の理由なのかもしれません。


<神山オフィス正面から。2階がオフィス、1階は折り紙アートのギャラリーです>

さて、そんな同社の神山オフィスがいよいよ、本格始動することになるとのこと。実は、神山サテライトオフィスは、これまで社長の佐藤さんご本人が1ヶ月に1度、自ら管理・運営していました。今回、もっと神山との繋がりを深めるために、神山オフィス常勤のエンジニアを募集するそうです。


<佐藤さんの祖父母、母が神山町出身。佐藤さんにとっては、子ども時代によく遊びに来ていた懐かしい場所だそう>

ご本人に、サテライトオフィスへの想い、そしてどんな人と働きたいか、採用へのお考えを伺いました。
 

多くの企業が大型の投資を控えがちなこの2年でした。古民家を全面改装して、サテライトオフィスを出すことは、大きなチャレンジだったのではないですか?

社内でも「社長、せめて、もう1年待ちませんか?」「社長、むちゃくちゃ言うわ〜」など結構、ダイレクトに反対意見がありました(笑)。でも、うちの会社は「去年と一緒」ということが、まずありません。東京に本社を出したり、サテライトオフィスを出したり、毎年、何かしら新しいことをやって成長してきましたから、迷いはありませんでした。

沖縄や北海道でのサテライトオフィス設置も考えられたようですが、地縁があったとはいえ最終的になぜ神山になったのでしょうか?

「神山の人たちに刺激を受けたい」と言うことが決め手になっています。神山のほかに見学に行った沖縄や北海道もよかったし、僕自身が様々な場所でワーケーションを行ってきました。

でも、神山のオフィスは、他の土地とは意味が違うんです。神山オフィスで僕が大事にしたいのは、「人とのつながり」。現在、神山にサテライトオフィスを置いている企業の皆さんは、世の中にサテライトオフィスを置くことが一般的でなかった時代に、あえてオフィスを作ってこられた方々。刺激的で、個性的な人が多いという印象です。

神山にオフィスを作ってから3ヶ月ですが、他社のサテライトオフィスの皆さんが、ふらりと訪問して挨拶してきてくださるんですよね。そうした縁と縁がどんどん繋がって、またつながりが発展していくんですよ。大阪や東京では考えられない気さくさ、あたたかさです。

大阪なら隣のオフィスでも、遊びに行ったりしません。神山のみなさんのおかげで、この3ヶ月、あれよあれよと言う間に、どんどん神山で、色々な方とつながっていく楽しさ、刺激を体験してきました。みんなが神山のことを好きだからなんでしょうね。僕も、神山での未来がどんどん楽しみになってきています。
 


<寄井商店街の角地。並びには他社のサテライトオフィスが点在。コーヒーの美味しい豆ちよ焙煎所もご近所さん>

 

今回、採用する神山オフィスの常勤スタッフの方へは、どんなことを期待していますか?

何より、一番やってほしいことが、神山という土地や人と、ドリームジャックのつながりを作り出し、深めること。「自分が、神山を盛り上げたい」と考えてくれるような方と働きたいと思っています。

いわゆる管理者、マネージャー的なクラスの人材の採用をしたいと考えています。もちろん、エンジニアなので、システム開発をしてもらいます。同時に、オフィスの保守管理など、総務的なこともお願いすることになります。多彩な仕事をこなせる人がいいですね。
神山オフィスは、1階に「ART GALLERY 折神 Ori-Jin」も併設しています。「徳島折り紙研究会」のつくる美しい折紙アートを世界に発信するためのギャラリーなんですが、こちらとの兼ね合いも上手にしてくれる人がいいなとも思っています。


<商店街に彩を与えるギャラリー折神の折り紙アート。徳島折り紙研究会の作品を展示>


来春、まるごと高専が開校する予定ですが、僕は、まるごと高専の未来像、ビジョンに非常に刺激を受けています。同じ土地に、起業家志向の若い学生が今後、100人、200人も住んでいるという環境は、都会にもありませんよね。

1期生が卒業するころには、学生起業家もたくさん生まれているでしょう。彼らの事業が面白ければ、神山なら、みんなが協力してくれそうですよね。微力ながら僕も何かできることがあればぜひ協力したいと思っています。それが、めちゃくちゃ楽しみなんです。学生さんたちを支える企業として、僕も、今回採用する常勤スタッフも、しっかりと若手を支える人間として、そこにいたいと思っています。

だから、今回、採用する方には、ぜひとも長く定着してほしいんです。もちろん、僕は、1回会社に入ってもらった社員はみんな、「一生のお付き合い」だと思っていますから。


<神山オフィスの仕事スペースの一角。中庭には大きな金木犀が以前の佇まいのまま植わっています>

 

わくわくしますね。しかし、神山オフィス勤務で、システム開発のマネージャークラスとなると、どんな働き方になりますか?

自社のゲーム開発の仕事なら、「川にPC落とすなよ」ぐらいの注意事項しかありません(笑)。神山なら、どこでもネット環境は良いですから、山の中でも川の中でも、好きなところで仕事してもらって構いません。ただ、顧客企業のシステム開発自体は重要な情報を扱うため、セキュリティの関係上、神山オフィスか、スタッフの自宅でテレワークしてもらえたらと思っています。

たとえプロジェクトのマネージャーだけが神山にいて、メンバーが違う場所にいるチームであっても、ドリームジャックでは、ほかのスタッフとのコミュニケーションにも支障はないでしょう。コロナのために会社全体がテレワークになりましたが、全く問題ありませんでした。とはいえ、大阪本社や東京本社のスタッフも、たびたび出張しに来ると思います。「神山に、あいつらがいるから、会いに行こうぜ」と言う理由だけで、うちは出張OKです。

今、僕は月に1回、1週間ほど神山オフィスに滞在していますが、常勤スタッフ採用後も、現在と同じペースで神山にいるはずです。近所のお店に行って、神山の美味しいものをよく食べていますが、常勤スタッフとも一緒に行けたら嬉しいなとは思っています(笑)。


<神山オフィスから歩いて10分の鮎喰川。カワセミも飛ぶほど水の澄んだ川です>
 

ところで、応募者の方は、面接してもらう相手も選べる独自の採用システムを取っていらっしゃいますね。それはどういう理由から?

面接官との相性次第で面接が一発勝負になってしまうのも、もったいないじゃないですか。そこで、僕の発案で、面接官選択制度を作ってみました。これもまた、最初は現場から文句が出ました(笑)。マネージャークラスが面接官になるのですが、面接官に指名されると、スケジュール調整など準備が必要になってくるので、結構大変なんです。進行中のプロジェクトを抱えながらになりますから。だから、マネージャーは忙しい時間を調整して、面接希望者に向かうことになるので、かなり本気で面接に向かいます。こちら側の本気度も面接を受ける人に伝わるので、相乗効果で良いことになっているかなと思っています。

実は、マネージャークラスは、「一緒に働く」予定の人間。「この仕事ができるかどうか?」と言う現場の視点で人材を見るので、1次面接は結構、厳しい目での判定になってきましたね。2次面接では、僕が、将来性などを広く見るようにしています。


<大阪本社のオフィス>

 

「社員とは、一生のお付き合い」というお考えの中では、「将来性」はどんな点を見るんですか?

僕は「人に惚れて、人に合わせて、人を育てていく」という思いを、強く持っています。だから、人をベースにして、ビジネスを組んで行きます。プロジェクトありきじゃなくて。実は、この記事を出す前に、既に一人、徳島での採用が決まりました。最初は若干名の募集のつもりでしたが、徳島では少なくとも現時点で10人までは採用したいと思っています。

「こいつ面白いなぁ」と感じる人材には、どんどん新しいことにチャレンジしてもらうようにしています。個性を尊重するといえばいいんでしょうか。

東京に本社を作ろうというきっかけも、ある若手の存在が大きかったですね。ある時、社員のひとりが「高校の元同級生が、職がないんで面接してやってください」と紹介してきたんです。会ってみると、その元同級生は「プログラムってなんですか?」「何の会社ですか?」と言う質問から始まりました。社長を目の前にして(笑)。その彼はいまや、東京本社のマネージャーです。
 

つまり、その方はゼロからプログラミングを始めて5年でマネージャーに?採用も思い切りましたね。

はい。初めて会った時、彼は20代後半まで声優の専門学校に行った後、俳優を目指して劇団の団長をしていたんです。でも、俳優では食っていけないからと、人生を切り替えるタイミングで仕事を探していたところだった。彼とは、その場で意気投合して、「人物力」で採用しました。彼を紹介してくれた社員も、そういう面白い人材だったと分かって無茶な紹介の仕方をしてきたんだろうと思います。

彼も、しっかり研修しましたが、やはり劇団の団長をしていただけあって、人を束ねたり段取りする才能があるんですね。マネージャーになるときも「最初から管理職に向いている人はいない。お前は俳優だろう?マネージャーと言う役をその時に演じたら良いから」と本人には伝えていました。実際によくまとめてくれています。最初からプログラミングの知識があればいうことはありませんが、知識がなくても、素直で吸収力があればそれでいいと思っています。本社での研修で身に付きますから。


<フリーアドレス制のオフィス、”エンジニア・ファースト”に加えてやる気があれば、若手から経営に参画できます>
 

柔軟な会社ですね。そしてその柔軟さや、社長自身のキャラクターを社員のみなさんが信頼している様子が伝わってきますね。

「満足を超える感動を贈りたい」というのがうちの会社の理念です。顧客に感動してもらえるくらい質の高い結果が出せるよう、エンジニアが自由に発想できる空気を大事にしています。会社全体の残業は平均月10時間。残業はできるだけしないほうがいいと思っています。「ドラゴン課長の定時ダッシュ」というゲームアプリを作っているくらいですから。

社員は、かなりキャラクターが濃い人を選んできました。会社の方針は、基本的に社員が居心地がいいことを大事にしています。ただ、「開発だけちゃんとやろうね」とだけは言っているし、社員も仕事に妥協がありません。

僕らのプログラマーという職業は、ゲーム開発をしたいと考える人たちが多いんです。でも、ゲームの開発はとても競争の激しい世界で、ゲーム系のプログラマーとして活躍しているのは一部のスター選手です。僕は、社員のみんなには、スター選手を目指しながらも、堅実に着実に生きていけるビジネス系のシステム開発の力をつけてほしいと思っています。

ビジネス系のシステム開発ができる人材は、一生、食うには困りませんからね。

もちろん、ビジネス系のシステム開発をしてきたけれど、本当はゲーム開発もやりたかったという人にも、入社してほしいですね。ゲーム系はゲームだけ、ビジネス系はビジネスだけのプログラミングをする会社が多い業界ですが、ドリームジャックは両方ともやる、珍しい立ち位置の会社。「硬軟両方やっていこうぜ」というのがドリームジャックなんです。そこに共感してくれる人材と出会えるのを待っています。

……………………………

転職が当たり前になっている時代、そして人材の流動が激しいIT業界で、「採用した人材とは、一生のお付き合い」と当たり前のように語る佐藤さん。温かさと人懐こさと、遊び心が、堅実さと同居している。そんな面白い社長と、会社の仲間と働く未来。想像するだけで、ちょっとワクワクしてきませんか?
 

募集要項

会社名 株式会社ドリームジャック
募集職種 神山サテライトオフィス常勤スタッフ
システムエンジニア
雇用形態 正社員
3ヶ月の試用期間あり(3ヶ月/待遇に変更はありません)
給与
待遇
月給30万円~50万円+賞与年2回
※上記は最低保証金額です。経験、能力などを考慮して決定します。
※上記月給には、固定残業代月20時間分(4万1000円~6万8300円)を含みます。超過分は別途支給します。
通勤手当、家族手当、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険

<給与補足>
★前職での給与額以上は保証します。
■昇給:年1回(4月)
■賞与:年2回(7・12月)

■モデル年収:
500万円/30歳・SE(月給35万円+賞与)
600万円/35歳・マネージャー(月給44万円+賞与)
700万円/40歳・マネージャー(月給50万円+賞与)
記載金額は選考を通じて上下する可能性があります。

<教育制度・資格補助補足>
新卒研修、中堅社員研修、リーダー研修、管理職研修、OJT

<その他補足>
※有給消化率は高いです!(社風的に有給消化をする文化がある)

休日・休暇
完全週休2日制(休日は土日祝日)
年間有給休暇10日~20日(下限日数は、入社半年経過後の付与日数となります)
年間休日日数121日

◇GW休暇、夏季休暇(3日間)、年末年始休暇(5日間)、有給休暇、慶弔休暇、産休・産後休暇、誕生日休暇、結婚記念日休暇
社員旅行(沖縄@2018年、白浜@2017年、台湾@2016年)

応募資格 ■必須条件:
・Java・PHPを使用した業務アプリケーションの開発経験、設計経験(5年以上)

■希望条件:
・PL/PM、経営に参画して頂けるようなスタンスの方
・言語:Java, Ruby, Objective-C, PHPを活用して開発経験のある方

仕事内容 ・自社新サービスの開発
・Web・オープン系業務アプリ開発やiPhone/Androidアプリ 開発
・業務系システムの企画・設計・開発
・Web系サービスの企画・設計・開発
・神山サテライトオフィスの施設・設備管理、総務
勤務時間 9:00~18:00 (所定労働時間:8時間0分)
休憩時間:60分(12:00~13:00)
時間外労働:有
<その他就業時間補足>
時間外労働月平均:12,3時間 ※長期的なお付き合いの企業が多く、業務量のコントロールができている為です。
休日
休暇
土日祝日(春・夏・冬休み等、学校の休みに準じる)
勤務開始予定 2022年 4月1日、5月1日、6月1日
採用人数 2名~5名
応募フォーム エントリーフォーム:株式会社ドリームジャック (dream-jack.com)
参考情報
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株式会社ドリームジャック採用サイト (recruit-dream-jack.com)

株式会社ドリームジャック採用・求人情報-engage (en-gage.net)

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徳島サテライトオフィス進出企業(ドリームジャック)(tokushima-workingstyles.com)

おりがみギャラリー『折神』オープン&ドリームジャック・サテライトオフィス開設レポート | イン神山|神山町のいまを伝える (in-kamiyama.jp)

日刊あわわ【街ネタ】古民家改修型のサテライトオフィスに折り紙ギャラリーを併設(awaawa.com)

「神山で働く」編集部

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