神山町集落支援員を募集しています

終了2022年2月7日

アバター画像

投稿者:townoffice

集落支援員とは、地域の実情を把握するために集落点検を実施し、住民と住民、住民と町との話し合いを推進するために設置されます。

神山町では、2018年より上分地区に配置して、活動を行ってきました。地域の声を聞き、実態を把握することを当初目標に、まずは個別の訪問活動から始め、上分地区1軒1軒を回り、お話を伺いました。また、聞かせていただいたヒアリング内容をまとめ、報告活動も合わせて行いながら、どんなところに課題があるか、これから地域をどうしていくかを地域の皆さんと考えながら活動をしてきました。令和3年度は、聞き取りをさせて頂いた内容をもとに地域清掃に参加したり、防災に関する啓発、避難所の備品整理なども行ってきました。

令和4年度は、上分に加えて、阿川地区でも活動を開始します。令和4年4月から集落支援員として働いてくれるスタッフを募集しています。

詳しくはこちら

「集落支援員ってどんな仕事?」「日頃はどんなことをするの?」という疑問に答えるため、現在(令和4年2月現在)、支援員として働いている、浅田のぞみさん、大東千恵さんにお話を伺いました。

―こんにちは、

(浅田・大東)こんにちは、

―お二人はいつから集落支援員をしていますか?

(浅田)令和2年度から支援員の仕事をして、今年で2年目になります。

(大東)令和3年度から支援員をしています。普段は、農業も行っているので、支援員の仕事もしながら、2つの仕事を掛け持ちしています。

―日頃はどのような活動をされていますか?

(大東)高齢者実態把握の事業で、お一人で暮らしている方や高齢者の世帯などを訪問し、健康状態や服薬しているお薬の種類などを聞き、台帳を更新する作業をしています。この台帳は、神山町包括支援センターを通じて、神山消防署に共有され、緊急事態の際に救急隊員などが使用するものです。本人がしゃべれない状態があっても、その方の持病や服用している薬の種類を把握して、処置を進めるために活用されます。

(浅田)地域の行事や清掃活動にも参加しています。上分では特に若い担い手が少なくなっていることもあり、支援員が協力することにはとても喜んでいただけています。また、月に1度の地域へのお便りも発行しています。

—お便りってどのようなものですか?

(浅田)わたしたち支援員の活動についてお伝えしたり、地域の出来事を取材したりしています。訪問などで「この制度よくわからない」という声などがあった場合には、解説記事などを載せることもあります。

(大東)初めて会う方でも、「支援員だより見たよ」と反応してくれることもありますね。

(過去のお便り)

―上分地区の方々に訪問を続けられていますが、上分地区は現在どのような様子ですか?

(浅田)お年は高齢でもとても元気な方が多いという印象です。でも、上分の会(※)などで「数年先地域はどうなっている?」と問いかけると、あまり明るい印象はありませんでした。

―支援員活動をしていて心に残っていることはありますか?

(浅田)少しずつですが、何度か顔を合わせるうちに​何かあるときや困っているときなどに声をかけてもらえるようになりました。上分の側道にお花を植えたり、地域の植物でリースづくりをしたりしたことは、「こんなこと、やらんか?」と地域の方からアイデアをもってきてくれたことです。むしろ、私たちが地域の方々に先導されいるような場面が増えてきたことは印象的ですね。

(大東)突発的に生じるものも多いのでびっくりすることもあります。((笑))でも、支援員として、地域の方のサポートができたことはよかったです。私は農業もしているので、そちらでも続く関係が出来たりもしました。

―どのような人が支援員に向いていると思いますか?

(大東)事務的なことばかりではないですが、パソコンは使えるといいですね。私も出来ることは基本操作くらいですが、ワクチン接種の予約サポートなどでは、地域の方々に喜んでもらえました。あとは、地域へ出ていくことを楽しめるといいですね。

(浅田)話をしたり、聞いたりするのがすきな人。先にも出てきましたが、「これちょっと手伝ってくれない?」と地域からいろんな話が舞い込んだりすることもあるので、フットワーク軽く、それらのことを楽しめる人がいいですね。

―ありがとうございます。

ぜひ、一緒になって上分・阿川地区への取組をしていきましょう。

活動について、詳しくは神山町HPまたは、役場総務課集落支援員担当(駒形)にお問い合わせください。

神山町役場総務課:088-676-1111