プロジェクト

tunagufarm

つなぐ農園について

フードハブ・プロジェクトが、お米・野菜・小麦・果樹などを育てている田畑を「つなぐ農園」と呼んでいます。

まちの人たちから借り受けた、農地・耕作放棄地・耕作放棄予備群などを「つなぐ農園」では、農作物を育てる生産の場であることはもちろん、 地域に合った農法を実践する人の育成、まちの景観を守る社会的農業の実践、地域の学校との連携など、さまざまな役割をもつ場として大切につないでいきます。

ただ作物を生産するのではなく、農業について考え行動し景観を守り、地域の農業と食文化を次世代につなぐ農業者を育てる。 それがひいては神山町の活力につながる。 そんな循環の核になることを目指しています。 

 

 

概要

神山にある田畑の風景は、地域に農業が存在することで守られてきた景観です。全国的に農業者の高齢化が進み、神山の農業従事者の平均年齢も70歳代となっています。社会的にも、後継者不足による耕作放棄地の増加、それにともなう鳥獣害の被害などが大きな問題になってきました。そうした状況を背景に、地産地食を軸に、地域で育て・地域で食べることで関係性を豊かにし、神山の農業と食文化を次の世代につないでいくことを目的としている「フードハブ・プロジェクト」を開始しました(2016〜)。