
神山の輪【上分地区】前編
学び2014年3月14日
こんにちは!神山塾6期生です。
今回の神山塾は14人が集まり、 2月から半年間、神山でお世話になることになりました。地域のみなさんと交流したいと思い、 今回「神山の輪プロジェクト」を考えました。
自分たちでは見つけられないような町内のステキなヒト・モノ・コト。 それらを、地域のみなさんから紹介してもらい、 リレー形式で巡っていくプロジェクトです。
阿川・上分・下分地区の3チームに分かれ神山の町を巡ります!今回は上分チームの前編をお送りします!
上分チームは宮田・金澤・兼村の3人で突撃します!
いってきまーす!
運転手は見た目はワイルドですが運転はマイルドでお馴染みの兼村でございます。
車を走らせること約15分、上分川又に到着しました!
取材日の前日には雪が降ったみたいです。神山の春はいったい何処へ…。
そんなこんなでお食事処「田中屋」到着です。旅館「田中屋」の看板も見えています。
歴代の塾生もお世話になっていて、噂の美味しい中華そばを食べてみたいという不純な動機で一件目を決めました!
美味しそうなメニューが並んでますね!
中華そばがかなり美味しいという噂ですが、これは迷っちゃいます…。
大正9年から94年間続く田中屋さん。
お話を聞かせていただいたのは、3代目となる林徳夫さんと奥さんの昌子さんです。
名字が林さんなのに店名が「田中屋」の理由は、お店を始めたおじいさんが阿波市(元板野郡)土成町の田中というところから来たからだそうです。
当初は旅館田中屋としてここ川又にお店を構え、昭和40年頃には多くの林業関係者がお店を利用していたと話してくれました。
今の川又地区の人口は103人で子どもは中学生が3人しかいないので、若い人が住み着いてくれたら嬉しいな〜ということです。
いろいろな資料を出してお話ししてくださいました!
雑誌にもたくさん掲載されています。ということで…お食事をいただくことにしました!!!
美味しそうなメニューがたくさんあって迷いましたが、オムライスとカツ丼、さらにおすすめの中華そばを注文!
私が食べたのは中華そばでしたが、今まで食べた中華そばの中で一番美味しかったです!通って全メニュー制覇を目指したいと思います!
さて、ここからは2件目!(リレー形式です!)
田中屋さんに次におすすめしていただいたのは、お店のすぐそばにある粟飯原明生さんのお宅です。
粟飯原さんは東京からのUターン組で大学のときに東京へ出てそのまま就職。転勤で各地を転々とされたが、定年退職を機に「ここに実家があったから」と地元である川又に奥様と共に戻ってこられたのだそう。
お家にお邪魔すると、江戸時代のものだという細工がとても印象的なふすまが良い雰囲気を醸し出していました!
粟飯原さんのおじいさんは実は県の無形文化財になった人形浄瑠璃の語り部「司龍」さん。そういった縁もあったからか現在は神山町文化財保護審議会の会長をされており、郷土資料館の学芸員的なお仕事をされたり、神山の書籍を電子化してデータに残す取り組みをされているとのことでした。
神山塾生にはそのデータ化の作業を手伝って欲しいとのことだったのですが、今回は時間の都合もあり、次回は必ずお手伝いをする事と牡丹が咲く頃にまたお邪魔する事を約束して、記念写真をお庭の立派な松の木の前でパシャリ。
さて、このチームの前編はここまで。
後編のスタートは粟飯原さんの中学の同級生がやってらっしゃる小西製材所さんを紹介していただきました。
今月の下旬頃にはその様子もアップしますので、是非お楽しみに!!
コメント一覧
すばらしい活動ですね。 続報を楽しみにしています。 田中(グリーンバレー)
2014年3月18日 18:28 | 結い
ありがとうございます! 後編も進行中でございます。
2014年3月25日 13:54 | 神山塾 6期生