
【4/10カンボジアで学校と仕事づくり、持続的な場づくりの活動家 加藤大地さん 『かでさん』お話と交流会】を振り返ってみた。
なんでも2024年4月16日
4/10 カンボジアで学校作り 竹を使う仕事づくり
カンボジア最大級の竹建築で場づくりなどを行っている活動家。
加藤大地さん(通称かでさん)をお招きしたお話し会と交流会を
農村環境改善センターの3階 多目的ホールで行いました。
ここに至るまで本当に多くの人にお話を聞いてもらい、
来てほしい一人一人に声を掛け、チラシを貼らせていただき
ゲストにも神山町の事を知ってもらいたく色々な場所にもお邪魔しました。
お世話になりました。
前日の夜、神山町に大きなキャンピングカーで現れた
カンボジアの団体・NPO法人earthtreeメンバーと元スタッフなど合わせた4名。
キャンピングカーでやってきました(笑)
4/10朝
広野小学校の2年生~6年生を対象にしたお話し会。
いっしょに企画してくださった先生方、本当にありがとうございました〇
小学校では【学校ってなに?夢って何だっけ?】
と題してカンボジアのクイズも交えて、写真を見せてもらいながら、カンボジアの子どもたちの事やクメール語、暮らし、家庭、戦争の傷跡のこと、学校を作ってきた様子や竹建築など、社会や道徳の教科書だけでは学べないような世界を教えていただきました。子どもたちは「夢って無限大にある」「ぼくたちが学校に行けるって、すごく恵まれているんだ」と、それぞれに心に残ることがあった様子。
(今後は、神山町の子どもたちと、カンボジアの子どもたちが交流する可能性を探せないかなぁと、わたしたち大人も夢がひろがりました。)
広野小学校を、後にして早めのお昼ご飯は
みんなだいすき【林うどん】へ。淡路島からの参加者も合流して総勢10名を超える大所帯に。
(林うどんさん対応ありがとうございました!大好評やったでーす!)
その後、時間の許す限り、神山町のホットスポットをご案内。
まずは、神山町で自然素材を活かした染物屋の【染昌】さんへ。
自然素材を使うことへの理由。職人の技、それぞれの理由はとても本質的なモノで。
循環しながら持続する暮らしとモノづくりの話は中々つきず。
その後、【神山まるごと高専】へ。
高専は、まるさきさんがアテンドしてくださいました。
高専スタッフのまるさきさん、そして学生のKちゃんはカンボジアの学校づくりの現場へボランティアで参加していたこともあり(約10年ぶりの再会)
この二人の存在が今回の開催を決めたきっかけでもありました。
そしていよいよ会場は変わり農村環境改善センターへ。
今回淡路島から参加してくれたグループ
「HITOTO」は杉と紐を使った設営建築チーム。金物は使わずに、紐と木組みを使い手のみで組み上げていく什器を作っているチーム。
全国のオーガニックフェスや各種イベントに。ルームインルームや棚の製作等。
かぎりない可能性を確認しながら山とヒトの関係性をプロデュースしています。
今回HITOTOさんに、会場でカンボジアの女性の雇用を応援する【LOYLOY】の竹や籐(ラタン)で手作りされた籠などの物販コーナーを設営していただきました。
サクサクと組みあがりました。(撤収時間はなんと5分かからず!?)
いよいよ、お話し会に突入していきます!
55名をこえた来客。
感謝しかありません。
オープニングは、元小学校教員だった、シンガーソングライター デラさん。
NPO法人earthtreeのテーマソング「スマイル&トライ」を熱唱。
会場の皆さんも共に歌って頂きました。
そして代表理事かでさんにバトンタッチ。
自身のプロフィールから
カンボジアにいくことになった経緯。
学校づくりを始めた経緯、仕事づくりの必要性を痛感した経緯。
さまざまなつながりに助けられながら、前進していく中で
まったく順風満帆とはいえず、理解されなかったこと、
それでもあきらめなかったこと。
あきらめなければ夢はかなうこと。
ないならつくればいいこと、そこにあった技術に感動したこと。
困ってる人に手を差し伸べることが「仕事」であるということ。
そして、バンブービレッジについて。カンボジア最大級の竹建築を、人力と滑車で建設していく動画は圧巻でした。
まだまだ、たくさんのできることもあること。
明日も同じ仲間と生きているかどうかはわからないというキセキ。
人々とのあいだにあるたしかなしあわせを感じる瞬間。
かでさんの真っ直ぐな言葉と、まっすぐな声で
皆さんに届けてくれました。
集まってくれたみんなと集合写真。
からの
そして2部は交流会。会場セッティングを全員で変えて。(会場の皆さん!見事すぎる連携プレーありがとう!)
【スキーランド】からの美味しそうなおかずとおむすびが届きました!!
(60食分も、まことさん、おかあさん、ありがとうございます〇)
あっという間の2時間半のイベントでしたが、
皆さんそれぞれに沢山の想いや記憶、そして今と未来が思い浮かんだ時間になったのではないかな。
中学生から高校生たちも多く参加してくれました。
彼ら彼女たちの人生の中でじんわりとどこかに効いてくるような経験になればいいなと思っています。
10年前に妻みっきーが、旅人同士で出会った加藤大地さんの活動を、ずっと応援し続けてきたおかげさまで、今回のきっかけが産まれ、ご縁が繋がりました。
イベント開催に向けて企画段通り受付など陰で運営を支え一緒に動きつづけた妻。
これこそ万結屋にとってのお志事でした。
この文章をおこしながらも、今回かかわり、参加してくれた一人一人の顔を思い出しています。
改めて
神山は豊かです。みんな本当にありがとう。
この町も、みんなも大好きです。

佐々木 敬太 (よろずを結ぶ よろず屋万結屋)
食品流通、厨房、介護福祉、障害福祉、薪を使った半自給田舎暮らし、庭木の剪定、各種イベント司会、ちんどん屋、打楽器の演奏や音楽療法など、西阿波を中心に四国内の様々なシーンで得た経験とつながりから、次世代に「おもろい徳島」「個性豊かな仲間達」「豊かな自然と暮らしの知恵」を残すことをテーマに掲げ、ゆるく徳島県内外で様々な活動を行っています。 「様々な人が集い、様々な文化が結ばれる場所。」 「田舎の暮らしの知恵や技術、自然と暮らしが結ばれる場所。」 を目指した、ゲストハウス万結屋を開業したいと宿物件をゆっくり探して行きたいと思っています。 神山さくらの会、桜花連にちょこちょこ顔出しております。
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