キム・ボスケさんと作る石のプリントワークショップ
「キムさんの製作中の作品集への参加者募集中!」

アート2024年7月29日

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投稿者:Art in kamiyama

2018年から継続的に神山で作品制作を行っているKim Boske(キム・ボスケ/オランダ)さんが、神山や徳島で制作した作品をまとめた作品集の製作をすすめています。ぜひ、神山の皆さんにも本の製作に参加してほしいとのことで、この夏、神山滞在中に石のプリントのワークショップを企画しています!ワークショップで制作されたプリントが、ヨーロッパを拠点に活動するキムさんの本の一部になります。
ぜひ、ご参加ください!

開催日|8月3日(土)、5日(月)、6日(火)
※週末と平日では開始、終了時間が異なります。各ワークショップは30分ほどです。
8月3日(土)
 10:00 – 10:30 | 10:40 – 11:10 | 11:20 – 11:50
 13:00 – 11:30 | 13:40 – 14:10 | 14:20 – 14:50 | 15:00 – 15:30 | 15:40 – 16:10
8月5日(月)、6日(火)
15:00 – 15:30  | 15:40 – 16:10 | 16:20 – 16:50 | 17:00 – 17:30 | 17:40 – 18:10 | 18:20 – 18:50

参加について|神山町民の方、神山に関わりのある方、小学生以上、参加費無料
※小学生以下のお子さんの参加は必ず保護者の方と一緒にお願いします。
※ワークショップ参加の方は、石のプリントに使う「石」を1つお持ちください。
会     場|神山町農村環境改善センター
お申込み|こちらのフォームからお願いします。
お問い合わせ|kair@in-kamiyama.jp    / お問い合わせフォーム


Kim Boske【HP】
これまでの滞在中の活動などについて(イン神山関連記事)
徳島新聞「和紙と藍染で抽象作品 徳島・神山滞在のオランダ人女性芸術家」(2024.7.27)

Kim Boske 2022 撮影 生津勝隆 《転載禁止》


(キムさんより↓↓↓)
2018年からKAIRのベッド&スタジオプログラムを通じて神山町で滞在制作をさせていただいて、今回で5回目の神山滞在となります。2018年に初めて神山を訪れた時から、神山の息を呑むような美しい自然を大好きになりました。この数年の滞在を通じて、素敵な人々に出会えたことに感謝していますし、神山は私にとって、第2の故郷のような場所となっています。自然の美しさや心温かい人々との出会いから、和紙や藍染を用いた作品シリーズの制作を継続的に行なっています。これまでに、鮎喰川のシリーズや雨乞いの滝のシリーズ作品を制作してきました。アムステルダムでも藍建てをして作品制作をしています!https://kimboske.com/

今日は神山の皆さんへこれから始めるプロジェクトの紹介をさせてください。
現在、私は、この数年間、神山や徳島で取り組んできた作品をまとめた本を製作しています。その本の一部に神山の皆さんのお力をお借りしたいのです。

鮎喰川の石をお借りした作品づくりを考えており(制作後は元の場所に戻します)、町内から120人の参加者を募集をしようと思っています。

「どんなことをするの?」

①石を見つけてください
町内で1つ好きな石を見つけて、ワークショップ当日に持ってきてください。(鮎喰川でも、家の近くでもOK。)
石のサイズはA5のシートに納まるくらい(148x210mm)
誰でも、何歳でも参加できます。(小学生以上)

②石のプリントをします
改善センターに持ってきてもらって、その場で和紙にスタンプします。魚拓の石バージョンみたいな感じです。
和紙やインクなどの道具はこちらで準備します。

③石や神山の自然についての物語を聞かせてください
石や石を拾った場所、鮎喰川や神山の自然についてのエピソードを教えてください。
当日、プリント用の和紙と同じサイズの用紙を準備しています。そちらに書いていただきます。

④ 上記の作業後、後日、石の写真を撮ります。作業後、私の方で石を川原に戻します。


本について
この本には2018年以降の神山での滞在中に制作した作品の記録をまとめたものとなり、2025年7月にハンス・グレーメンによるデザインでFW-Booksより出版される予定です。
この本には、今回のワークショップに参加いただいた中から選ばれた100のプリントが掲載されます。1冊の本に1プリントが印刷され、100種類の異なったプリントの本となります。(各5冊/合計500冊)

2025年の夏には、ご協力いただいたみなさんと一緒に本の出版をお祝いできることを楽しみにしています。

この夏、みなさんにお会いできることを楽しみにしています!

 


Kim Boske
キム・ボスケの作品は、時間の経過によって起こる物理的変化がどう自分たちの視点に影響を与えるのかを、観察することである。
個々の観点、それらをいくつも重ね合わせひとつのイメージにすることで、さまざまな層が織りなす新たなリアリティーを生み出すのである。そこには何層にも入り組んだ複雑な世界が存在し、これは彼女にとって、そのもののあるべき姿であり、作品の要として表現される。
それゆえ、不自然さともいえる違和感を覚えるかもしれない。しかし、物語と景色の調和が損なわれることはない。作品の構築を通して、鑑賞者は写真に収められた多種多様な物質や景色の色調・形を感知し、ゆっくりとその本質を捉えることができるのだ。

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