【Interview】ピーター・アーヴィッドソン

アート2008年5月7日

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投稿者:Art in kamiyama

パーシャル・サポート・プログラムを通じて2004年8月、2週間程神山に滞在。

(*パーシャル・サポート・プログラムとはアーティストが自ら、交通費、材料費を出して神山で滞在するかわりにグリーンバレーが宿泊先、アトリエの提供をし、神山で制作作業をするプログラムです。2003年~2005年)

ピーターさんに神山での滞在についてインタビューしてみました。

— 神山へ来られたのいつですか?また、滞在期間は?
(ピーター)2004年の8月に15日程、滞在しました。

— 制作場所、宿泊場所について教えてください。
(ピーター)下分の教員住宅を使わせてもらってたよ。あと、アトリエは宿舎のすぐ近くにある下分アトリエの一室を使ってた。下分アトリエ

— 神山ではどのように過ごしていましたか。
(ピーター)毎日、信じられないくらい絵を描いてたね。あと、神山の色んなところをまわったよ。神社めぐりをしたり、ハイキングをしたり、写真をとったり、お気に入りのカフェでランチを食べたりね。夕食や、色々なイベントを通じて、地元の人々と知り合う機会もたくさんあったから、友達もたくさん出来たなぁ。その中の一人が、徳島市の阿波踊りに連れて行ってくれたんだけど、実際に阿波踊りを間近で見られて良かった。本当に素晴らしかったよ。
制作活動のために神山に来たわけだけど、とても恵まれた環境の中で、制作に打ち込むことができたよ。

Peter Arvidson 2004

— 神山の滞在中の思い出や、神山の印象について聞かせてください。
(ピーター)僕にとって、神山に来られたこと、また神山で制作活動ができたことが、本当に貴重な経験となったことは確かだね。この機会が無ければ、もし日本に来たとしても神山のような場所を知ることも、来ることもなかったのかとも思うしね。四国の小さな町での生活を体験できたことは何事にも変えられない経験だと思うよ。本当に良い環境の中で、制作活動に専念することができたことに感謝してる。町の人々、レジデンスのスタッフ、出会った人々みんなとてもフレンドリーで、よくサポートしてくれたしね。神山へ行って、もう4年が経つけど、今でもあの夏のことはよく思い出すんだ。今では、僕にとって神山はもう一つの故郷のように感じる場所だから、ぜひいつかまた神山に戻りたいね。

— これから神山に行ってみようかなと思っているアーティストに何かメッセージはありますか。
(ピーター)今までと全く違う環境で制作活動をしたいアーティストには神山をお薦めします。四国にある小さな町で、大阪や東京とは、また違った体験ができることは間違いないと思うよ。日本の美しい自然の中で制作活動するのには、ぴったりのレジデンスだと思う。
あと、国際免許証を持っていくことを勧めるよ。買い物に行ったり、神山を探索するのには絶対必要だね。日本語を少し勉強することと、日本の文化について学んでおくことも勧めるね。

→ Peter Arvidson website

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