WOLF MOON 最終章 by Frauke

アート2016年9月16日

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投稿者:Art in kamiyama

去年の秋、今年の春とBed&Studioプログラムにて神山で滞在制作していたFraukeのパフォーマンスのお知らせです。
今回は鳴門市の東林院にて9月25日に発表いたします。
春に神山で経過発表をしたものを、帰国後ドイツ、スウェーデンで発表し、この度、徳島で再び発表いたします。

日時    2016年9月25日(日)開場:17時30分、開演:18時
会場     種蒔大師 東林院
上演時間  約40分
入場料無料 / 雨天決行(豪雨、台風の場合は延期)

主催    Gold Digger Productions
後援    種まき実行委員会
協力    種蒔大師東林院、KAIR

主演    Frauke
衣装    小野寺宏実
音楽    TM404
撮影    長岡マイル、阿部俊太
舞台    鴻野祐

Fraukeはスウェーデンをベースとし、独自のダンスフォームを形成、展開させている舞踏家です。
2015年より神山アーティスト・イン・レジデンスとの連携により、土地に古くから伝わる「雨乞い音頭」のリサーチや、神山町に現存する古い芝居小屋を利用し新しい演目の制作に取り組んでいます。昨年は神山町の山間部にあるスキーランドホテルの野外スペースを利用し、第2章「NAGAAME MOON」の作品プレビュー発表し、帰国後、ヨーデボリ、コペンハーゲンの2会場での発表をいたしました。
この度の公演では武蔵野美術大学、アントウェルペン王立芸術学院で学んだコスチュームデザイナーの小野寺宏実氏が舞台コスチュームを担当し、Fraukeと小野寺氏のコラボレーション作品となっています。

今回、発表する「WOLF」は3部作からなる「月~MOON」という作品の最終章となり、昼と夜、月の周期、月の満ち欠けにより引き起こされる自然現象や本能的なもの、欲求などの関係性や相互関係などを探求し、また狼と月の関係やエネルギーの結びつきというものを表現しています。

古いむかし、人々は狼に神を見いだし、祈りをささげていたとも言われています。小野寺氏は狼は家族を思い人間以上に絆を大切に生きている動物であるというところから、コスチューム制作の着想を得て「家族」、「絆」、「愛」、そして「祈り」を衣装で表現しています。

月の満ち欠けにより潮が満ち引き、太陽によって月は輝き、夜の暗闇を照らし、意識と無意識の間を行き交います。