「神山森聞き」 始めます

なんでも2012年7月24日

投稿者:神山塾3期生

7月22日(日)、映画「森聞き」上映会が無事に終わりました。
(森聞き公式HP http://www.asia-documentary.com/morikiki/

柴田昌平監督、そしてARTISTの楡木さんをお迎えし、地元の方々の共感の笑い声、そして郷愁から生まれる会話が聞こえてくる本当にあたたかい上映会となりました。
会場に足を運んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。

さて、いよいよ、神山塾3期生やっちゃんこと、橋本泰子のスモールプロジェクト「神山森聞き」を始めたいと思います。
(※スモールプロジェクトとは、神山塾生が個人的に自分のカタチにしたいことを企画運営するプロジェクトです)
「神山森聞き」には地元・城西高校神山分校の生徒さんも参加してくれることになりました。この「出会い」を通して、私たちはどんな未来を残していけるのか、ひとつひとつの出会いを大切に、大切にしていきたいと思っています。

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~「神山森聞き」のチラシより~

バスに乗りながら、

智恵とは何か、

幸せとは何か、

自分の人生の方向はどうしたら良いのか、

考えることがあるよね。

そんなとき、この映画はひらめきを与えてくた。

――フィンランド『VALOKEILA』(子供たちが書く新聞)の記事より

 

 映画「森聞き」を通して

 今、伝えたいこと 聞いてほしいこと      

                  

 

この春まで故郷を離れて暮らしてきました。

故郷のことをいつもどこかで思いながら・・・。

 

この春、故郷、徳島に帰って来ました。

神山塾生として半年間、故郷徳島で久しぶりに根を下ろした神山。

神山にあるもの。

それは、わたしたちが、日本が、置き去りにしてきたもの。

自然、人と人とのつながり、日々の暮らし、智恵、技・・・。

今まだある大切なものを、未来を生きるこどもたちにちゃんと残したい、伝えたい。

そう思ったとき、頭に浮かんだのが映画『森聞き』でした。

進路について迷ったり、漫画ばかり読んでいたり、無口だったり、家の仕事を黙々と手伝っていたり・・・。映画に登場する高校生はみな、自分の家族や世界のことを真剣に考えています。そんな彼らが、山で暮らす老人たちと出会い、戸惑い、感じた時間・・・。彼らが見つめる眼差しの中に、多くのものがあることを映画は物語っています。

 

神山はまさに、「森聞き」の舞台。

神山の森づくりの師匠、東谷さんは言います。

「わしは、山に空気と水をつくりに来よんじょ。夢があるだろう。」

 

自分たちの近くにある大切な大切なことに、触れてほしい。

そんな風に思っています。

この夏、「神山森聞き」を始めたいと思います。

 

 

               神山塾期生 橋本泰子

神山塾3期生

職業訓練講座・神山塾の3期生です。 元の職種も様々、新卒のフレッシュなメンバーも含め、 東西南北、日本全国から年齢層も幅拡いメンバーが神山町に集結。 地域の人たちの活動に参加させていただきながら、各々のくらし方働き方を半年間見つめ、自分たちで何ができるか、探求していきます。 やったらええんちゃう、やったるでー!

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