
『チェンソー講習会』 先生は森林組合のみなさん
なんでも2014年12月18日
12月13日(土)、『チェンソー講習会』が開かれました。
この講習会は、役場産業観光課林務係 鳥庭さんが中心となり、神山町、徳島中央森林組合・NPO法人グリーンバレーが初の3団体での合同主催で行うこととなりました。
当日は、気温も低く、お昼前からは小雨続く天候となりましたが、参加して下さった25名の方々に加え、講師として来てくださった徳島県森林組合連合会の粟飯原勝芳さん、指導スタッフとして参加して下さった中央森林組合のみなさん、そして役場、グリーンバレーのスタッフを含め、総勢35名での熱い講習会となりました。
午前中・・・
まずは、森林組合の室内での林業のこと、そしてチェンソーの手入れについての講習です。
講師 粟飯原勝芳さんのお話です。
「いつもなら、2日かけて行う内容を1日でやってるんですよ」とのことで、粟飯原さんの弁にも力が入ります!
そして、その後は、森林組合の外の広場で、〈初心者〉〈中級者〉〈上級者〉に別れての技術講習。
初心者のみなさん
森林組合 栗尾さんの説明に食い入るように見つめます。
中級者のみなさん
木を伐る際の受け口をつくる練習をしています。
上級者のみなさんは、チェンソーのお手入れ、目立てを極めます。
どうしたんでしょうか?
グリーンバレーでいつも使っているチェンソーが伐れない!!
ということで、森林組合 佐々木さんの目立てを見学。
そして、午後。
グリーンバレーがいつも森づくりを行っている大粟山にみんなで移動しました。
ヒノキがたくさん生える現場で、3班に分かれて、作業に入ります。
1班は・・・
指導者は講師:粟飯原さんと、かみやま林業振興会の吉田さん。
後方に見え隠れする笑顔が気になりますが、現場は真剣です!
そして2班
そして3班・・・
指導者は、森林組合の若き担い手 佐々木さん。
指導者のみなさんにたくさんのことを教えていただきながら、たくさんの檜が間伐・枝打ち・玉切りされ、午後の時間も無事終了しました。
実際に山(林業)に携わる方々からの技術指導やアドバイスは、本当に内容が濃く、真剣にみんなが耳を傾けると共に、林業の面白さはもちろんのこと、林業の大変さ、「生」と「死」が背中合わせの現場でみなさんが作業している、ということをひしひし感じさせられた時間となりました。
(↑)現場で作業する森林組合のみなさんのヘルメットには、名前と血液型が記載されています。
最後は、神山町産業観光課 尾西課長からご挨拶をいただきました。
今回も多くのみなさんにご参加いただきました。
そして多くのみなさんにご協力頂きました。
この場をお借りして、御礼申し上げます。
みなさん、ありがとうございました。
最後はこの日誰よりも嬉しそうだったこの人の写真で締めくくり!
グリーンバレー ニコライ事務局長でした。
★★次回のグリーンバレー 森づくりの予定
・12月28日(日)
・ 1月25日(日)
・ 2月 8日(日)の予定です。
詳細は改めてお知らせいたします。
( 地域おこし協力隊 田中泰子 )
コメント一覧
皆様、小雨の中 ありがとうございました。 大変助かりました。 数の力(特に仕事のできる人の数が多いのは)大きいです。(実感) 森づくりを始めて10年。 立て込んだ山に少しでも「光」を!と思い やってまいりました。 (田中さんが撮ってくれた、)写真を見て思いました。 間伐もしていないのに、私の頭部だけは、「日」が遠慮なく差し込むようになっております。(笑)
2014年12月20日 09:53 | ニコライ