連日の猛暑日で、人間様はバテバテ。我家で元気なのは花壇の花たち。その花の中でも特に元気なのはポーチュラカ。この花、夏の暑さが大好き。三年ほど前から夏の花づくりはこの花に決めている。

なにせ二三日家を空けて水遣りをしていなくても、帰ってきてたっぷり水をやると生き返る。実にタフな花だ。菜園などに生えて枯れなくて困るスベリヒュウの仲間なのだろう。

つくり方も簡単なら、増やし方も実に簡単。四月の中旬ごろ花屋さんに苗が出回る。黒いポット一鉢１００円程度。いろいろな色の苗を十鉢ほど買ってくる。暖かくなるにつれ茎がどんどん伸びてくる。

それを摘み取り空いている鉢やプランターに挿し木する。定着率ほぼ百パーセント。この作業の繰り返し。うちを訪ねてくれた人が「綺麗ですねぇ」とほめてくれたら、挿し芽をどっさり差し上げる。とても喜んでもらえる。

プランターに挿し芽をするとき同じ色の花に統一してもいいし、いろんな花の色を混ぜてもバリエーションを楽しめる。

夏の花で元気なのはポーチュラカのほかに、なんといってもノウゼンカズラ、実に夏の青空に映える花だ。