本屋も図書館もない町だけど…

なんでも2017年9月1日

高田 友美

投稿者:高田 友美

私が1年ちょっと前、神山町に引っ越してくるときに
不安だったのは「本屋も図書館もない町」で
ちゃんと楽しく暮らしていけるのか?ということ。

これまでも「近くにいい図書館(と本屋)があること」は
引越しするときの大事な条件で。神山に来る前までは
図書館業界ではけっこう有名らしい能登川図書館(滋賀)の
すぐ近くで住み、毎週末のように自転車で通っていました。

気になる本を全部買って読むことはできないけど、
ちょっと覗いてみたいときだとか、なんとなく
本棚のずらっと並ぶ間をウロウロしたり、だとか。
○mazonも便利だけど、それだけでは物足りない‼
 

そんな私の神山での「本の時間」は、1年経った今、
町のあちこちでお気に入りの場所やサービスや仲間を
次々と見つけて、意外と充実してきています♪

最初に出会ったのは、まちのあちこちのお店で共有してくれている
ちょっとした本棚。cafe on y vaやyusan pizzaなどの本棚で、
気になる本を見つけて、お店の人と話が盛り上がったり。
おひーさんの農園チーノの納屋で昨年夏頃からオープンした
畑ノ上ノ談話室もお気に入りの場所の一つ。読みかけの超大作
漫画シリーズがあるので、また、続きを読みに行かなくちゃ。
 


(写真はチーノさんのイン神山への投稿より拝借)

 

続いて、お気に入りに加わったのは、Artist in Residenceの
作品の一つでもある「隠された図書館」。

大粟山のアートツアーで案内してもらったときに、とても気に入って、
本好きな友人が来るたびに、グリーンバレーの岩丸さんなどに
お願いして、案内してもらっていたのですが、7月のオープンデーで、
ついに自分の鍵を入手しました!

他の人が卒業や結婚、退職など何かの転機に読んだ本を
読ませてもらうのも興味深い。でも、それ以上に、
自分の本棚で積読になっていた本と、じっくり向き合える
時間をつくれる、そんな空間がとてもありがたいです。

 

そうそう、徳島県立図書館も片道30分なので、
こちらに来たばかりの頃はたびたび通っていました。
が、最近はもっぱら「取寄せ依頼サービス」をフル活用。

インターネットで在庫を確認して取寄せ依頼すると、
神山町役場の教育委員会に本が届くという仕組み。
(返却も教育委員会へ)

たとえば、おなじみ「神山プロジェクト」を検索すると、
「取寄せ依頼する」のボタンが真ん中に出てきます。

このサービスを利用する人が少ないと、いつか廃止されて
しまうのではないかと心配で、勝手にあちこちでPRしています(笑)

 →詳しい使い方や登録方法は、神山町役場の教育委員会に
  お問い合わせください!(県立図書館HPにも説明があります)

 

そして最後に紹介したいのが、粟カフェでの読書会。
毎回あるテーマに沿って、自分が他の人に紹介したい本を持ち寄り、
それぞれ約5分でその本について語り、他の人と約3分、質問したり語り合う。

「読書会」というものに参加するのは生まれて初めてだったので、
最初はドキドキしながらの参加だったのですが、
自分だけでは出会えなかったような本に出会えたり、
テーマに合わせて、どの本を持っていこうか悩んだり、
本を片手に本好きな皆さんと語り合うのがとても楽しくて。
すっかり最近は常連になりつつあります。

こちらは8月の読書会のテーマ「星」に合わせて、
参加者の皆さんが持ち寄った本。私の一冊はどれでしょう??

以上、すっかり長くなりましたが、本屋も図書館もない町でも、
だからこそ、本好きな人たちが集まって、本との出会いを
企み始めたり、そんな人たち同士の結束力や共感が強くなる。
そんな本との付き合い方も楽しいなぁ、と思う今日この頃です。

高田 友美

高田 友美

静岡県浜松市出身。神戸→東京→スウェーデン→滋賀を経て、神山に移り住みました。神山つなぐ公社では「コミュニティ・アニメーター」として、主に大埜地の集合住宅とすみはじめ住宅から始まるコミュニティ育成を担当。休みの日はノラ上手に励んでいます。

高田 友美の他の記事をみる

コメント一覧

  • こんにちは。神山町の住み心地は如何ですか?私の故郷です。書籍がわずかですが有りますので、寄贈したいと思っています。お役に立てば嬉しいです。可能であれば送ります。

    2018年8月11日 14:54 | 谷 正之

  • 谷さん、コメントありがとうございました。神山町に暮らし始めて早2年半、日々楽しく過ごさせてもらっています。本の寄贈についても、お申し出ありがとうございます。現状すぐに受け付けられる体制が整っていないため、町内の関係しそうな人たちに相談の上、改めて連絡させていただきます。

    2018年8月20日 10:46 | 高田 友美

コメントする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * 欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください