神山に移り住んできた・還ってきた女性たちの話を、改めて
なんでも2022年8月2日
こんにちは、神山つなぐ公社の高田です。
皆さん「かみやまの娘たち」という連載記事を読んだことはありますか?
つなプロが始まった2016年から、その第一期が終わる2020年度末まで、ライターの杉本恭子さんとカメラマンの生津勝隆さんのコンビで、神山に移り住んだり還ってきた女性たちに、丁寧に取材を重ねたインタビュー・シリーズです。なんと全部で44本!
もともとは西村佳哲さんの発案で、ウェブマガジン「雛形」に持ちかけた企画。
その狙いを、vol.1の記事から引用させていただくと
「国が掲げた地方創生が、地方自治体ではなく個人の人生、なかでも女性たちの人生や生きざま、あり方にどんな影響を与えているか。継続的なインタビューを通じてその機微と変化を追う」。
「なぜ、女性にインタビューを?」というと、町にとって初めての経験を多く含む「つなプロ」 の現場で、“冒険心”が旺盛な女性たちの存在が際立っているからです。
(…略…)
連載は、彼女たち(「つなぐ公社」で働く4人の女性スタッフ)との定期的なインタビューを軸としつつ、ほかにもたくさんいる人生の冒険者たちと呼びたくなるような神山の女性たちにもお話をうかがう予定。“かみやまの娘たち”の言葉を通じて、「今、神山町で起きていること」を追いかけていきます。
ということでした。
私も神山つなぐ公社の設立当初からいるメンバーとして、定期的に恭子さんに話を聞いてもらい、その時々の自分の居所を確認したり、悩みを打ち明けたりできた時間はとてもありがたく。でも一方でへこたれた状況しか伝えられないときには、こんな内容を世の中に発信してもよいんだろうか?と葛藤したこともありました。
でもまぁ、それも含めて、町で、そして自分の周りで起こっていたことを残しておいてもらえたのは、とても貴重な宝物だな、と思う今日この頃。
そんな記事たちをこのたび、イン神山にお引っ越しさせてもらいました。なぜかというと、記事を連載してきてくれたウェブマガジン「雛形」に、今年4月「更新停止のお知らせ」が出ていたから。
せっかくの記事がこのまま読めなくなってしまうのは残念だ!と思い、先方と相談して、まだ雛形も存在している今のうちに、イン神山にも記事を全て転載させていただくことになりました。
今回、記事をお引っ越しさせてもらう作業をしていて、過去のいろんな記事に目を通していると、自分自身だけでなく周りの皆との出来事を思い出したり、その後の変化をすごいなぁ、と思ったり。
ぜひこの機会に、前の記事も読み返してみてください♪
記事一覧はこちら。
高田 友美
静岡県浜松市出身。神戸→東京→スウェーデン→滋賀を経て、神山に移り住みました。神山つなぐ公社では「コミュニティ・アニメーター」として、主に大埜地の集合住宅とすみはじめ住宅から始まるコミュニティ育成を担当。休みの日はノラ上手に励んでいます。
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