「夏休みのチャレンジ動画を子どもたちから募集したいので、杼谷さん出演してもらえませんか?」と、つなぐ公社の遠藤さん・秋山さんがニヤリと近づいてきて「子どもたちの為なら!」と二つ返事で快諾しちゃました。
調子に乗って「とちたにあそぶです」とか「馬鹿な飛び込み写真」とか撮ってしまって、後から恥ずかしさがこみ上げている毎日(汗)。[募集中の企画
コロナ禍でこの「チャレンジ動画」企画が始まったきっかけや、面白さを遠藤さんに聞いてみました。


 

遠藤 休校中の子どもたちや保護者と学校にとって「困っていることは何か」間に立って御用聞きのようなことが出来ないかと考えたのがきっかけでした。間に立つことが鮎喰川コモンの役割になってくるのかもと秋山さんと話しています。

最初はオンラインでヒアリングから始めようと思っていたら、杼谷さんから初めから面白いことをやっちゃえば。と言われて、そこでドローンが浮かんで本橋さんに相談してみました。企画の主旨を相談したら「家にいながら体験できる動画チャレンジの方がいいんじゃないか」と提案をいただき、動画を集めたり配信するシステム(下図参照)まで作ってくれたり、教えてくれたり…。ホントいい人です。

── うれしいね。で、どんなチャレンジを募集したんだっけ?

遠藤 初回は早口言葉と縄跳び。2回目は逆立ちとお絵かきをテーマに募集しました。集まった動画を一つにつなげて、みんなで見れるように編集しています。秋山さんが動画編集にはまり始めて、音楽付けたりテロップ入れたり(笑)楽しそうです。[開催レポート

── 子どもたちの反応は?

遠藤 初回から面白くて、国際交流プロジェクトのOBOGに声をかけて参加してもらったり、一番下は3歳の子まで。みんなが同じ早口言葉に挑戦しました。学校のマチコミメール?から呼びかけてもらって初めて見る子も気軽に参加してくれました。投稿だけでもOKだし、オンラインで一緒に見る会もやりました。子どもたちはオンラインに抵抗はなく、楽しかったら楽しいという反応がダイレクトに返ってきて、ライブ感がよかったです。

── お母さんたちは?

遠藤 一生懸命投稿しようとしてくれました。動画撮影や投稿の仕方が分からなくて、いっぱい聞いてくれて、周りのお母さんも分からないから教えて!って。予期しない出会いが生まれました。子どもたちのやりたい気持ちが大人を動かしてるんだなと感じてます。

アンケートには「普段なかなか挑戦しないことに挑戦できた」とか「おばあちゃんも参加して家族でお腹を抱えて笑いっぱなしだった」とか。何回も動画を見てくれたようです。

あと「コロナ禍に関係なくこれからオンラインが当たり前になるから、入口として楽しんで参加できた経験は大きいので続けて欲しい」というコメントが印象的でした。

── 夏休み企画集まってる?

遠藤 ぼちぼち。
今回杼谷さんにお願いしたのは「町にいる面白い大人が、役に立つような立たないようなことを、子どもたちが知る機会」をつくってもらいました。これは鮎喰川コモンでやろうとしていることにつながります。

次も神山の面白い大人が出題してくれるといいなと思っていますが、今回やってみて、反応を見ながら次の企画を考えたいです。