[展覧会情報] 水谷一

アート2012年3月13日

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投稿者:Art in kamiyama

2009年度招聘作家の水谷一さんが、アーツ千代田3331(秋葉原)内ギャラリー・アキバタマビ21にて、6名のアーティストで一枚の壁画を更新し続ける企画「40×40」に参加されています。

【展覧会期】2012年3月10日(土)~4月8日(日)
【開場時間】12:00~19:00(金・土は20:00 まで)
【休場日】火曜休場
【展示会場】アキバタマビ21・廊下壁面
東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田3331 二階 201 廊下壁面
【観覧料】無料
【お問合せ】03-5812-4558
office@akibatamabi21.com

【参加アーティスト】
泉太郎、荻野僚介、鶴崎いづみ、長谷川繁、水谷一、山下香里

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いつも道なかば、いつも到達点。変化する壁画の展覧会。

この展覧会は、参加アーティストが作品を持ち寄るような、いわゆるグループ展ではありません。複数のアーティストによる展覧会ですが、この展覧会の展示品は四〇センチ平方の壁画、一点だけです。しかしそれは一つの最終形を目指す、いわゆる共同作品ではありません。会場となるのは、東京・秋葉原、廃校を活用したアートスポット、アーツ千代田3331内にあるギャラリー『アキバタマビ21』の廊下の壁。六人のアーティストたちが一ヶ月間、かわるがわる展示壁画の更新を行います。

展覧会開始と共に展示壁画の制作は始まり、会期終了までの間、参加アーティストは各々のタイミングで区切られた対象壁面の前に立ち、壁画に手を入れます。壁画制作に訪れる一回一回を「個人制作」のスタンスで、その都度の壁画の状態を新しいスケッチブックの1ページとし、一期一会の刺激から、参加アーティストの一人一人は各々の「描き」を生みます。誤解したり誤解されたり、潰したり潰されたり、仕掛けたり仕掛けられたり。そうしたいろいろな関わりの常々が、展覧会『40×40』の途中経過でありながら、その都度が完成の状態、それぞれの到達点。

あなたがこの壁の前に立った時、壁画は一体どんな姿を見せているでしょうか。訪れたあなたが立っている、正に同じ場所に少し前、六人の参加アーティストの誰かが立ち、触れていた壁。そしてまた、すぐにでも同じ場所に誰かアーティストが立ち、描き、豹変するかも知れない壁。あなたが訪れた時ひょっとしたら、参加アーティストの一人が絵を描いているかも知れません。どうぞ会期中、何度でもお立ち寄り下さい。
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【企画】アリの目

「40×40」

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