オープンアトリエ
アート2008年10月16日
投稿が遅れましたが10月12日(日)に恒例のオープンアトリエが開催されました。
朝9時にスタッフたちは集まり受付準備、10時に道の駅出発でした。
今年も多くの参加者がありました。特に県外の方の参加が多かったのには驚きました。はるばる東京や大阪から来てくれた人もいました。
出発時は約40名の人数でしたか。あとから駆けつけてくれた人もいたので60人ほどの人が参加してくれました。
なるほど写真を見るとアートっぽい人が大勢います。
カリンさんは大量のカズラを集め、それをカゴのように編んだ作品を作っています。この作品はまだ小さいほうで野外に展示する作品はかなり大きい作品です。
ご主人のパットさんやスタッフが山を駆けずり回ってたくさんのカズラを採集しました。まだまだカズラの量が不足しているとのこと。
毎年参加してくれる常連の人もいます。
竹、木、カズラ、草などの素材を使った作品が彼女の特色です。素材を活かして上手に編み上げています。
こんな作品をいくつか並べて野外に置くと、実に面白い空間ができます。
続いてアンドレアさんのアトリエ訪問。カリンさんの隣の部屋がアトリエです。彼女が手にしているのは、飛び出す絵本のような作品。
そのほか藍染めのハンカチをスキャナーした視覚的な作品もあります。
十数枚のハンカチをたたんだり、組み合わてスキャンすると面白い模様が現れます。
これを絵葉書にしたら、いう案がスタッフから出ています。このムカデ今にも這い出しそう・・・・・。
彼女の取材手帳にもいろいろな絵が描かれています。どの絵も超リアル・・。ついで、寄井座でアトリエを構える安岐さんを訪問。
安岐さんのアトリエでは、稲わらを使った大きな作品が仕上がりつつあります。直径が6メートルも超えるような円筒形のタワーが設置されています。それに稲藁を掛け、天井からLEDを使った「光の小箱」をつるす作品。
出来上がりがとても楽しみです。「光の小箱」は神領小学校の課外授業で子供たちが作ります。コミュニティーアートとして、アトリエを訪れた人に折り紙を折ってもらい、それを空間に吊るす作品。
あのレトロな寄井座の空間がどのように変身するのでしょうか。
三人の作家のアトリエ訪問が終わり、12時も過ぎたので昼食タイム。チャンカフェでフランスパンのサンド・スープ・果物をいただきました。
参加していただいた皆さんありがとう、スタッフのみなさんご苦労様でした。
中原 亨
神山アーティスト・イン・レジデンスの自称学芸員。これまで招聘した作家たちの作品の解説はお任せください。年間を通じて数多くの訪問者を案内しています。 神山を元気にするため老体を鞭打ちと東奔西走しています。NPOグリーンバレーの理事。
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