KAIR2019!

アート2019年9月1日

Art in kamiyama

投稿者:Art in kamiyama

2019年度の神山アーティスト・イン・レジデンスは、オーストラリアからリナス・リプラーさん、日本から狩野哲郎さん、村上郁さんをお迎えしてスタートしました!
滞在中は制作と合わせて、町内の小中学校での課外授業やオープンアトリエなど様々なプログラムに参加します。

そして、リターン・アーティストプログラムとして、2004年招聘作家のシャーロット・マクゴワン・グリフィンさんが8月末より約1か月のあいだ神山に滞在し、制作を行います。

招聘作家について
スケジュールについて 【NEW】オープンアトリエ日程が変更となりました。9月28日(土)開催です。
作品展覧会について
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招聘作家

Linus Riepler  リナス・リプラー (オーストリア)

空間の認知をテーマに、物語がその空間に与える影響について探りながら、鑑賞者の好奇心をくすぐるような作品づくりを行う。部屋全体を使ったインスタレーションや箱の中に広がるジオラマなど、鑑賞者が足を踏み入れることができる世界を構築し、実験的な手法を用いて物語の断片を表現する。
実際に中へ入り体験できるリプラーの作品には、彼の持ち味といえるエンターテイメント性が添えられている。鑑賞者の動作に作品が反応することで成立するもので、ほとんどの仕掛けは滑車を利用した装置とロープ、巻き上げ機などの単純機械を用いたものに、基本的な電子部品を接続するアナログ方式で構成されている。最近では、音や光、ビデオを組み込んだ表現を取り入れており、スタートレックのホロデックや仮想現実を参考に、新しいテクノロジーをアナログ言語に落とし込む試みも行っている。
リプラーの作品は、ある特定の場所や物、過去の状況など自身の個人的な記憶をもとに展開する。その記憶を再現することから始まり、架空の物語と組み合わせることで、彼が構築した空間に全く別の新しい創作が生まれるのだ。


狩野哲郎(日本)

1980年宮城県生まれ。2007年東京造形大学大学院造形研究科修了。2011年狩猟免許(わな・網猟)取得。既製品や植物を組み合わせることで、空間へのドローイングとしての新しい「風景」を造り出すことに取り組んできた。2009年から取り組んでいるインスタレーションでは、時に鳥という「他者の視点」をとりこみはじめる。こうした狩野の作品世界では、モノや空間があらかじめ持っていた意味や機能から逸脱して扱われることで、人間にとっての価値観や認識方法が宙づりにされ、普段、私達が意識することのない新たな知覚や複数的な世界の想像を促す。近年は日本国内各地のほか、アメリカ、インドネシア、オマーン、韓国、シンガポール、ノルウェー、フィンランド、モルディブ、ルーマニアなどさまざまな国で狩猟や生態系にまつわるリサーチと滞在制作、発表を行う。


村上郁(日本)

多摩美術大学にて銅版画を学んでいた時期からレイヤー構造に興味を持ちはじめ、多層的な性質をもつ立体造形を取り入れた制作へと発展させた。日用品に単純な操作を加えたり、日常の行為を改変・発展させることで、人がモノに対して持つ親密な感覚を探り、同時に、その馴染み深さに揺さぶりをかけることを目指している。彼女が展開するのは、オブジェやインスタレーションという表現方法を用い、異文化間における認識のズレ、齟齬、勘違い、思い込みなどを考察する行為である。彼女にとってこの行為は、自分とそのまわりをどのように認識し、捉えることが可能かを探求する行為の延長だと考えている。それゆえ、単純な力学と光の作用を表現に用いることは、モノに非破壊的な影響を与えるものとして、作品の重要な構成要素になっている。


シャーロット・マクゴワン・グリフィン
 

ロンドン生まれの作家で、映画製作を手がけるシャーロット・マクゴワン-グリフィンはロンドン・ゴールドスミスカレッジで美術、AFECTで16mm映画製作を学ぶ。

彼女の作品は、紙をベースにしたインスタレーションをはじめ、彫刻、グラフィック作品、実験映画に及ぶ。紙そのものが、単なる素材としてではなく、知識、アイデア、交流、価値観の象徴、またそれらを伝える媒体としての役割を持つ。また、彼女のインスタレーション作品は特定の空間や場所で別の用途に使用されることも多く、ヒップホップダンスやソロ パーカッション、詩や舞踏などのパフォーマンス作品用に、それぞれの作家が、彼女の作品やコンセプトを踏まえてクリエイトした空間としてよみがえる。

2005年以来、ベルリンを拠点に活動しており、2003年のユネスコ・アシュベルクフェローシップ(サンスクリティ・ケンドラ、デリー)、2011年のポロック・クラズナー財団賞を含め、数多くの助成金や奨学金を受賞。2012年には、若手作家対象のHerbert Zapp賞にノミネートされた。ハンブルク市立美術館、ベルリーヴ美術館(チューリッヒ)、アーモリセンター(パサデナ)などの展覧会に出展し、最近はベルリン、フランクフルト、北京のギャラリーやプロジェクト・スペースで個展を開催している。

2016~2017年には、 Anne Tismer主演、 Alexandra Stewartナレーションの短編実験映画「FOLIE CIRCULAIRE」の監督、脚本、制作を務めた。この作品はカンヌ国際映画祭ショートフィルムコーナーに出品され、2018年テヘラン国際映画祭のコンペティションで上映された。
 


2019年スケジュール
滞在期間・・・・・・・8月末~11月6日
リターンアーティスト・アーティストトーク・・9月22日
オープンアトリエ・・9月28日
・アートツアー・・・・10月27日
・作品展覧会・・・・・10月27日~11月4日
日程は主催者の都合により変更になる場合がございます。最新情報はイン神山ウェブサイトにて随時更新されます。


作品展覧会
10月27日(日)~11月4日(月・振替休日)
詳細については10月以降に確定されます。イン神山ウェブサイトにて随時更新される情報をご確認ください。


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