KAIR2010インタビューbyルーさん
*堀由紀江さん*

アート2010年9月22日

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投稿者:Art in kamiyama

今日は、ブラジル・サンパウロから来町された、堀由紀江さんです。Olá!

●KAIRに応募をした動機は何ですか?
うーん・・応募用紙を読んだ時に、ギャラリーのような無の空間がないのでサイトスペシフィックアート(その特定の場所のためにつくられる芸術)を制作するのに良い環境だと思ったね!神山では地域の皆さんと協力して制作することが出来る、これが 一番の決め手だったかな!

●作風を一言で表してください
知覚

●アイディアを生むために、何か特別な方法がありますか?
作品をつくる場所をよく観察してから、写真を撮るよ。場所をひとつの絵として捉えて、その場所の印象を変えるためにこの”絵”を使って作業を進めるんだね。

●今までで、一番恐ろしかった出来事は何ですか?
初めて異国の地に立ったときだねー。チリだったかな?スペイン語が分からなくて、私と妹の二人きりだったんだよね。

●一番好きな日本の食べ物は?
んー、おでんと白いご飯。

●芸術活動において、一番楽しい事は何ですか?
プロジェクトの局面で、すべてが可能になって作品が完璧になるとき!

●どんな風に制作工程を進めますか?
これはもう話したでしょ。(3番目の質問参照)

●どうやって、芸術への情熱に気づいたのですか?
大学で。選んだ場所の、概念・認識を変えるためにはどうするか考えることが楽しくなったから!

●何か特別な手法/スタイルはありますか?
サイトスペシフィック・アートと言えるかな?

●芸術を、難しいと考えますか?
一貫性を持ってリサーチを進め、それを軸に作品を制作すること、ブレないことが難しいと思う。

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●顔の形の加工ハムのことをどう思いますか?(上記参照)
最初に思ったのは、どうやって肉の色を変えたの?だねー!違う種類の肉を使ったの!?

●神山での生活はどうですか?
生活様式が全く違うので、すごく驚いた。その違いを楽しめるときもあるし、どうしたら良いのか分からなくなっちゃうときもあるね!

●KAIRにおいて、由紀江さんの役目があると思いますか?
まだ分からないかな。

●あなたの作品を通して、神山と地域の皆さんが得るもの、感じ取るものは何だと思いますか?
人々の、風景の見方、または町(その人々が住む場所)の見方に変化をもたらせて、新しい関係をつくり出すことだね。

●もし人間の膝がひっくり返っていたら、椅子はどんな形をしていたと思いますか?
ひっくり返った机かな。

●どんな仕事をしたことがありますか?また、あなたの芸術活動にどんな関連がありますか?
主に仕事は写真と関連していたんだけど、今も同じだね。

●自分の作品について、一番好きでないところはどこですか?
概念にとらわれ過ぎて、感情的でないことかな。

●今までもらったなかで、一番酷い助言はなんですか?
実は覚えてないんだよね。

●由紀江さんは、芸術が社会にとってどのくらい重要だと考えますか?
そうであって欲しいけど、そうじゃないよね!芸術とは、立ち止まって、偏見無しに周りの環境を観察し、状況を分析することだと思うから。

●一番お気に入りの格好は?
パジャマ。

●一番好きではない芸術家は誰ですか?またそれは何故ですか?
自分は天賦の才を持つと信じている作家や、有名になるためだけに芸術活動をする作家が好きじゃないね。

●神山を一言で表してください
マウンテン。

●誕生日には何が欲しいですか?(特に深い意味はありませんが・・・・)
ケーキ。美味しいケーキね!

●作品を発表するときは、どんな気持ちですか?
反応を待つかな。人々がどんな反応をするか考えながら制作するから、 ただじっと見て待つよ。

●あなたがもし野菜だったとしたら、どんな野菜でしたか?
ライム。

●弱点はありますか?
怠けちゃうところかな。

どうもありがとう。Muito obrigado.

次回:ポーワングさん

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