木屋平 三木家住宅 探訪

なんでも2011年12月19日

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投稿者:ニコライ

 12/14 桜の記念植樹後、川井トンネルを抜けて、「白神社」の近くにある
食堂「あら川」さんで、ラーメンを食べ、腹ごしらえしました。
(ここのラーメンは徳島ラーメンほど、濃くなく、美味しかったです。おすすめ!
味は、しいていえば、日清の即席ラーメン”すきやねん”みたいな感じのしょうゆ味)
(即席ラーメンの味に例えて申し訳ない。)

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食事中、神山塾生の「マリリン」と「古川さん」が、木屋平まできたのだから、
「木屋平 三木家住宅」を 見たい!・・・と言い出しました。
東谷師匠に
”ししょう~ん!連れていって~ん”
と甘い声で言っております。
男はいくつになっても、弱いもの。(笑)
師匠、その気になりまして、行くことになりました。

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”なぁ~に 直線距離にしたら1kmくらいだよ。” と師匠。

これがまちがい。
山から山へ、(空中距離だと)1km。
しかし、空飛ぶわけにもゆかず、車でいったん川井小学校のあたりまで降りてまた、三木山の頂上近くまで登るということで、片道10kmくらい川井峠からかかったのではないかと思いました、(笑)
上の写真。
山の頂(いただき)が、「公園」になっていますが、実は昔の「小学校跡」です。
ここから、30m下ったところに三木家住宅はあります。

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ネットで見た解説ですみません。
忌部(いんべ)氏は、中臣氏(のちの藤原氏)と同じく、天皇家(宮中)で、
祭りごとを司っていた、氏族だったらしい。

その氏族の一部が、
大和から「麻」の広大な栽培の地を求めて、阿波国に来たそうです。

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大嘗祭(だいじょうさい)とは、
天皇が即位して、初めて、新穀その他、山の幸、海の幸を供えて、
皇祖 天照大神など、祖先を祭り、自分も食べる一代に一度の儀式。

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その時に着る、「あらたえ」(あんなむずかしい漢字書けません)
つまり神服を「麻」で作るのですが、その麻を歴代「阿波忌部 氏」が
献上していたそうであります。
具体的に云うと、
その麻は「阿波忌部 氏」直系の子孫である「三木家」が納めていたそうです。

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中世(南北朝時代)には、阿波山岳武士の旗頭として、
「南朝」に忠節を尽くしたそうです。

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木の戸が前の部分で12枚ありました。
(片方に6枚づつ開けねば、部屋が明るくならないということ。たいへん)

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すみません。2回同じ写真が入ってしまいました。

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しばし探索。

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庭の前には、大きな「けあき」の木がありました。

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良い「気」の流れがあるのでしょうか?
神山塾生の宮原さん、気持ちよくて寝てしまいそうであります。

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あちゃ!誰かの頭部が映ってしまいましたが、

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国歌にうたわれている、「さざれ石」の説明がありました。

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神山町や、佐那河内から出る、「さざれ石」が「国歌」の
「モデル石」になったのではないか・・・と書かれています。

三木家の中庭には、
“こんな大きな「もっこく」見たことがない”と思わず
口に出たくらい、「大きい木」がありました。

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屋敷の裏には、(風よけと思われるのですが、)
大きな木が立っています。
「異様(いよう)」でなく、「偉容(いよう)」が感じられました。
(今日も、いまいちギャグですんません)(笑)

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行ってみると、大きな「木」が2本ありまして、
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いずれも、地表からすぐのところで、3本に分かれていました。

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この木が「地名」の由来になったのかな・・とか思いながら、
三木家を後にしました。
「いにしえ」に思いをはせるというのも、なかなか良いものでございました。

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ニコライ

好きな言葉: プリテンド(pretend) 信条: 「神山」の進化と向上に貢献する。

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コメント一覧

  • ふと思ったのですが、「三ツ木」の地名も「三木家」からきてるんでしょうね。 漆喰の塗られていない土壁の土蔵、ステキですねぇ!

    2011年12月19日 17:20 | 大南 信也

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